中学生の古文って何をすればよいの? 生徒からの質問に答えます!
皆さんこんにちは!
皆様は学生時代、古典をどのようにして勉強していたでしょうか?
古典は、高校生になると古典単語を覚え、文法を知り、問題を解く。
まるで新しい言語を勉強しているようですよね。
私は高校時代、古典に対して苦手意識を持っていましたが、中学時代も古典については少なからず苦手意識がありました。
私のように中学時代から古典に対し苦手意識があると、高校入学後の古典の勉強にとても苦労します。
中学生から古典を苦手としないために、中学生のうちに出来る古典の勉強方法を本日はお話していきます。
①単語
中学生の段階では単語には注釈で意味が記載されている場合が多いです。
単語を覚えていなくても、解けてしまうような問題はあります。
しかし、現代の言葉と同じ読み方でも意味が違う単語は確実に覚える必要があります。
例えば「あやし」などは有名で、そのまま「怪しい」と訳してしまうと、文の意味が通りません。
古文単語では「あやし」は「不思議な」という意味になります。
このような単語を古今異義語と言いますが、現代の言葉と同じ読みで異なる意味となる部分は、問題に関係することがあり、覚えておくことで点数に直結します。
その他に、現代では出てこない単語も覚えておく必要があります。
漢字などであれば、字体から推測できますが、古文単語は言葉から推測できない可能性が高いです。
例えば、「いと」が「とても」という役になるのは有名ですが、意味を知らなければ推測するのは困難でしょう。
中学生の段階で、頻出する単語は高校生になると、知っていて当たり前の単語として出題される可能性が高いです。
そのため、中学生の段階で頻出する単語は覚えておくようにしましょう。
・古今異義語
②省略を読み解く
古文では主語や助詞が省略されることが多々あります。
省略されている単語が何か確認しながら読むと古文は読みやすくなります。
この「省略されている単語」から問題が出題されることが良くあります。
主語を見落としてしまうと、誰の発言か読み取れなくなり、内容の誤読を起こしてしまいます。
内容を正しく読み取り、問題に正確に答えられるように、省略されている主語・助詞は文章に直接書き込み、読みやすい文章としましょう。
③音読
中学生になって音読か…と思う方もいるかもしれませんが、読めないことには書けません。
これは英単語にも通ずる点ですが、意味を確認しながら読むことで、単語も理解でき、文章が読めるようになります。
単語を理解するためには、まずは意味を確認しながら音読をするということを徹底してください。
音読することで、最も重要となる単語も身に着けるとこができるので、古典単語がわからないという方には特におすすめの方法です。
まとめ
本日は中学生の古文の勉強の仕方について、お話ししました。
中学生の段階で古文に苦手意識を持ってしまうと、高校に入学後の古文はとても苦痛なものとなってしまいます。
中学校の段階で古文に苦手意識を持たないように、中学生の早い段階から古文について対策しておくよにしましょう。
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