松井秀樹さんに学ぶ
こんにちは、【受験指導の専門家】長野県佐久市の個別指導塾『個太郎塾佐久平教室』の眞島です。
私は現在40代ですが、私と同年代のスターといえば元メジャーリーガーの松井秀喜選手です。松井選手は、甲子園で活躍しドラフト1位で巨人に入団。その後プロ野球・メジャーリーグで活躍しました。
松井選手が誰からも愛され尊敬される要因に、選手としてのプレーはもちろんですが、発言などに滲み出る人柄があると思います。
そこで今回は、松井選手の言葉で、私がとても影響を受けたものをご紹介します。
自分にコントロールできないものは一切考えない。
それはこんな言葉です。
「自分にコントロールできないことは一切考えない。考えても仕方がないことだから。
自分にできることだけに集中するだけです。くよくよ考えるのは時間と労力の無駄だし、精神的にもあまりよいことではない。」
これは松井選手がメジャーリーグ1年目で苦しんでいた時の発言です。厳しいニューヨークのメディアについて聞かれた時に、記者の書くことは自分にはコントロールできないから、コントロールできないことには関心を持たないというのです。
一般的には、自分にコントロールできないものとは、「運」「環境」ではないでしょうか。
たとえばプロ野球の世界ですと、審判の判定は自分ではどうにもできません。ですので、そこに関しては自分のコントロールできるところではないので、たとえ誰が見ても間違った判定であっても腹を立てたりせず、気持ちを整えて次に集中するというのです。チームの勝ち負けも、自分一人ではどうしようもありませんので、自分ができる最大限のプレーに集中するというのです。
では学習において、皆さんが自分にコントロールできないものとは何でしょうか?
それは、順位であったり他者との評価はコントロールできません。また、テスト問題が難しかった場合も自分ではどうしようもありません。
また、現時点の「性格」や「能力」も変えようがありません。
自分にコントロールできるもの
それでは、ここからがとても大事なことですが、皆さんが自分でコントロールできるものは何でしょうか?
それは「努力」「方法(やり方)」です。つまり、テスト結果が返ってきたときに、順位やライバルとの差を気にするのではなく、自分(お子様)の努力や方法に原因を求めてみるのです。そうすると、
「テスト勉強を始めるのが遅かったから、全体的に勉強時間が不足していた」
「今回は問題集を1周しかしなかったけど、次は2周してみる」
このように、自分でコントロール可能なものに注目すれば、改善方法を自分で見つけることができます。保護者がお子様にコーチングする際にも努力や方法について考えを引き出すことができるのです。
この時に、さらに自分に対して質問で深堀りすると、どんどん具体的な努力の方向性が見えてきます。保護者の方はお子様にどんどん質問して深堀ってみましょう。
是非、試してみてください。
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