論理的思考・表現力の鍛え方
以前紹介した論理的思考とは?というブログが好評だったため、本日は論理的思考について、さらに深堀してお話していきたいと思います。
以前の「論理的思考とは?その鍛え方」というブログをまだご覧になっていない方は、こちらも合わせてご覧下さい。
論理的思考の鍛え方
初めに、以前のブログでも紹介した論理的思考とは何かについて少しだけ説明させていただきます。
論理的思考とは簡単に言うと、物事を関連づけることです。
この論理的思考の伸ばし方は様々な方法がありますが、今回はそのうちの1つを紹介していきます。
初めにご紹介する、お子様の思考力を鍛えるもっとも簡単な方法が
子供が言った意見に対して、どうしてそう考えたか聞くことです。
その理由を2つ以上聞いてあげてください。
理由を一つ考えることは簡単ですが2つ以上の理由を考えるとなると、簡単には思いつきません。
いきなり2つ以上の理由を考えさせることは難しいですが、「なんで?」と聞くうちに子供は自然と、意見を言う際の理由を考えることができるようになります。
この理由を考えるという作業により、子どもは自分の考えを客観的にとらえることができるようになります。自分の考えが客観的に捉えることができるようになると、子どもの思考力を鍛えることができ、論理力の向上につながります。
論理的思考を活用した表現力の鍛え方
では、その論理的思考を用いて文章を書くにはどうすればよいのでしょうか?
作文を書くために重要なことは大きく分けて二つあり、
・作文を書くことに慣れる
・作文を書くフォーマットを理解している
この二つが理解できていれば、論理的に表現する力が身に付いていきます。
まずは文を書くということから慣れていく必要があります。
日本の国語の授業では作文を書く機会はかなり少なくなっています。
そのため、作文を書くことに慣れていない子供がほとんどです。
しかし、子どもにいきなり作文を書けと言っても書き方のわからない子供は何を書いていいかわからず、何も書くことができない場合がほとんどです。
そのためまずは、書き方のフォーマットを教えることが重要です。
作文を書く際には、書くテーマについてアイデアマップを作成します。
アイデアマップは以前のブログでも紹介しましたが、中心にテーマを書き、その周りにそのテーマに関連することを記入していくという方法です。
こうすることで作文を書く際の内容がある程度決めることができます。
その次に、アイデアマップで出てきたワードを元に作文を書くのですが、書く時に注意してほしいことが、自分の五感を用いて感じたことを書くこと、その五感を用いて感じたことに対する思いや考えを書くこと、この二つを注意して書くことで、自分の考えが表現された作文を書くことができます。
いきなり、「現代政治について」や「SDGsについて」など難しいテーマを書かせずに、自己紹介や修学旅行などの簡単なテーマから作文を書かせてみてください。
このフォーマットを守って書くことで思考力を用いて作文を書く力が鍛えられます。
まとめ
本日は論理的思考と表現力の鍛え方についてご紹介しました。
皆様もお子様の論理的思考を鍛えたい、お子様の国語の成績が上がらないという保護者の皆様は実践してみてください。
論理的思考を身に着けることは、国語の成績が伸びるだけでなく、今後生きていくうえで役に立つことですので是非参考にしてみてください。
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