小学1年生の家庭学習は「できることを確実に」

2023

01/28

Updated

2025.12.04

2023

01/28

Published

2023.01.28

/ 個太郎塾佐久平教室

　 　　

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小学1年生の家庭学習は「できることを確実に」

個太郎塾佐久平教室

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本日は、小学1年生のお子さんをもつ保護者の方からいただいたご質問をご紹介します。

学校の授業で7〜8割は理解できている場合、家庭学習ではやさしい問題を繰り返す方が良いのか、それとも少し難しい問題に挑戦した方が良いのか、学力面・自己肯定感の面ではどう考えればよいのでしょうか？

「宿題＋αの家庭学習」については多くのご家庭が悩まれるポイントです。もちろんお子さんのタイプにもよりますが、特に小学3年生以下は“学校内容レベルの学習を丁寧に積み上げること”をおすすめしています。

理由は、小1〜2年生は

• 勉強の習慣
• 勉強への意欲
• 基礎の土台づくり
  を固める時期だからです。

そのため、まず優先したいのは
①勉強を嫌いにさせないこと
②教科書レベルを確実に理解させること
の2点です。

小1～2年生の家庭学習で気をつけたい2つのポイント

1. 毎日「自力で解ける問題」を短時間で

・教科書レベルで、子どもが自力で解ける問題を中心に
・5〜10分、または1〜2問でもOK
・なるべく毎日同じ時間に

大切なのは「本人が納得できる時間で終わること」。
「もっと遊びたい！」「もうやりたくない！」とならない範囲で、短い時間を積み重ねるのが理想です。

2. 「できた！」を積み重ねて自己肯定感を育てる

小学生に限らず、できた経験が増えるほど、

• 勉強が楽しくなる
• 得意・好きという意識が芽生える
• 学習への前向きさが育つ

という良い循環が生まれます。

理解度8割のお子さんだと「難しい問題も解かせたい」と感じるかもしれませんが、難しすぎる問題に取り組ませてしまうと
「解けない＝この教科は苦手」という思い込みが強く残る
ことがあります。

一度ついてしまった苦手意識を「好き」「普通」に戻すのはとても大変です。家庭学習は“勉強を嫌いにしない工夫”を最優先にしましょう。

※もちろん、「難問チャレンジが燃えるタイプ」のお子さんはこの限りではありません。

ワーク以外で学習意欲を高める方法は？

「勉強ばかりになってしまう…」というご家庭には、
算数パズル・100ます計算・漢字パズル
のような“遊び感覚の学習”がおすすめです。

• 制限時間を設けてゲーム形式にする
• 親子で同時スタートする（優しく手加減を…！）
  などにすると楽しさがアップします。

以前、算数が苦手で計算ミスが多かった高学年の生徒さんに、100ます計算と四則計算パズルを継続してもらったところ、

• 計算の感覚が鋭くなる
• ミスが減る
• 処理スピードが上がる
• 「算数は嫌い」が「パズルは楽しい！」に転換

という変化が見られました。
単純な計算パズルだからこそ、拒否感なく取り組めるのが良い点です。

当塾でも 算数・数学パズル道場 を開講していますので、興味のある方はぜひご参加ください。
https://s-k-l.com/kotaroujukusakudaira/puzzle-11

【余談】勉強に「楽しい」を乗せる効果

私自身、小学生の頃、家族で“漢字勝負”をしていました。
「今月のテーマはさんずい」などの条件で漢字を書き合い、書けた数でお小遣いが決まるシステム。
父に勝ちたくて漢字辞典を読み込んだ結果、漢字が好きになり、漢字検定や漢字教育士の資格にも挑戦するようになりました。

**「勉強＝楽しいと思える体験」**は、あとあと大きな財産になります。

無料学習相談について

家庭学習の進め方、習慣づくり、学習意欲の育て方なども含め、無料学習相談を受け付けています。入塾を前提としたものではありませんので、気軽にご利用ください。