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中学1年生の冬休みに身につけたいこと

    
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中学1年生の冬休みに身につけたいこと

日に日に寒さが厳しさを増す一方で、町はクリスマスやお正月に向けて華やいだ空気に満ちていく時期となりました。2学期の期末試験の結果はどうだったでしょうか。

中学1年2学期の期末試験は、これまでの定期テスト以上に勉強をやった子とやらなかった子の差が広がるテストです。

もしお子様の点数が、今回のテストで期待したほどの点数がとれなかった、あるいは大幅に点数を下げてしまった場合、一度これまでの勉強方法や生活を見直す必要があります

具体的にどのような部分を見直す必要があるのかについて、中学入学後の生活や勉強を振り返りながら見ていきます。

中学1年2学期の位置づけ

中学1年2学期の大きな特徴は、学校生活が1学期以上に忙しくなること、そして学習内容も1学期以上に高度になることです。学校生活に関して見てみると、2学期には文化祭などの学校行事があり、クラブ活動においてもそれまで以上に積極的に関わっていくことが求められます。また学習内容についても、例えば数学では関数や図形など、しっかりとマスターするためにはそれなりに時間がかかる項目が登場するなど、全ての教科で学習内容が難しくなっていきます。学校生活が忙しくなることに加え、勉強も一生懸命頑張らなければならない環境に置かれるのが中学1年の2学期ということができます。

2学期でつまづく生徒の特徴

2学期に点数を伸ばすことができなかった、あるいは大幅に点数を下げてしまった生徒の特徴は、一言でいえばこうした環境の変化にうまく対応することができなかった生徒ということができます。部活や文化祭準備を頑張っていたら勉強をしない日が何日も続き、気がついたら定期テストが間近に迫っていたなど、保護者様の中にもこうした経験を持つ方が多くいらっしゃると思います。家に帰って疲れて寝てしまう子供の姿を見ていると、このまま寝かせておいてあげたいと考える保護者様は多いのではないでしょうか。あるいは1学期と大して変わらない生活をしているのに、どうして2学期になって上手くいかなくなってしまったのだろうと首をかしげる保護者様も多いです。まずは生活の中に少しの時間でもいいから、集中して勉強に取り組む時間を取り入れたいところです。

難しくなった学習内容

次に難しくなった学習内容への対応という問題を見ていきます。1学期の学習内容は、例えば数学では正負の数や文字式、英語ではbe動詞や一般動詞など、ごく初歩的なものが殆どで、さほど勉強時間をかけなくても定期テストである程度得点できるものばかりです。1学期のテスト結果を見て、あまり試験勉強をしなかったけれども思った以上に得点を取ることができたと考える生徒は多いです。ちょっと勉強すればある知恵度得点できたというこの経験が2学期に失速してしまう最大の原因です。この程度やっておけば何とかなるだろうという思い込みが強くなってしまうのです。しかし現実には、学習内容が難しくなったにも関わらず、勉強量や時間が増えなければ得点は下がっていってしまいます。その結果苦手意識が強くなり、ますます勉強から遠ざかってしまうという負のスパイラルに陥る生徒が多いのです。しかしここで強調しておきたいことは、ちょっとした生活上の工夫や効率的な学習方法をマスターすれば、中学1年2学期の成績不振などは、比較的短期間で克服できることです。

3学期に向けてこの冬休みに取り組むべきこと

2学期で点数を伸ばすことができなかった、あるいは点数を下げてしまった生徒の多くが、勉強しなさいと言われても、何を、どれくらい、どのようにやらなくてはいけないのかを理解していない状態にあるといえます。こうした状態から抜け出し、自覚的に勉強に取り組めるようになる状態にするのが冬の課題です。では具体的にどのようなことをこの冬休みにやるべきなのかを見ていきます。

英語と数学の総復習

まず第1は、英語と数学といった主要教科の既習分野を復習し、自分のものにすることです。これによって3学期のさらに難しくなっていく学習内容に対応できる基礎学力を身につけることが目的です。既習分野を復習する際のポイントは、自分ができなかった、わからなかった部分を抽出し、その部分を重点的に復習することです。例えば図形や立体で数学がわからなくなったのに、正負の数から復習するのはあまりに非効率的です。自分にとっての課題を明確化し、それを解決していくことを意識するのです。「〇〇の総復習」と言われると、越えがたい山が目の前にそびえ立っているような印象を受けますが、具体的な課題がはっきりしてくれば、思ったほど沢山の量ではないし、やってみようかなという気が湧いてくるものです。

確実に得点できる学習姿勢

第2は、既習分野の復習を行っていく過程で、確実に点に結びつけることができる学習姿勢を身につけることです。それは具体的には集中して勉強すること、そして集中して勉強するための工夫を凝らすことです。膨大な量の単語などを暗記する、難解な問題を時間をかけてじっくり解くといった、大学受験で要求されるような勉強は、中学1年の段階では必要ありません。しかしこうした高度な勉強の大前提となる、意識を学びに集中させる姿勢は中学の段階から身につけておくと後々非常に大きく役立つ能力となります。
そこで集中するための工夫について考えてみます。定期テストで点が取れなかった生徒の多くに共通する勉強方法は、漫然と、何となく勉強したというものです。教科書やノートなどをながめるだけでわかったとか、これだけやったから大丈夫と自分に言い聞かせてテスト勉強を切り上げてしまいます。曖昧な知識だけでテストを受けるのですから、こうした勉強方法で得点を取ることは難しいです。

「五感を使った勉強」

集中して勉強するにあたり意識してほしいことは、「五感を使った勉強」です。視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の5つの感覚のうち、少なくとも2つの感覚を使うことを心がける勉強方法です。例えば英語の勉強を例にして見てみます。英語の問題演習を行う際、例えば解答をノートに記述しながらやってみる、間違った箇所をマーカーでチェックする、復習の際に英文全体を音読してみるといった作業をするとします。これらの作業では視覚、触覚、聴覚の3つの感覚が動員されることになり、自ずと意識は勉強に向いていきます。その結果、知識の定着度は、教科書を眺めるだけの勉強よりも遥かに高いものとなります。さらに集中して勉強したという経験は頑張ったという充足感を生み、この充足感は翌日も頑張ろうという原動力になり、長期的にはテストの得点向上という結果を生むのです。

集中するための工夫

そうはいっても、上述のような集中した勉強というのはいきなり長時間続けることはできません。意識を高い状態で継続することが難しいからです。そのため時間を切ってみるのも工夫の一つです。最初の馴れない段階では、10分でどれだけ集中して勉強できるかで始め、徐々に15分、20分と時間を伸ばしていきます。中学生の段階では20分程度まで伸ばせればよいでしょう。20分頑張ったら少しリラックスする、そして次の20分へ挑戦していく、このサイクルを複数回繰り返すことを習慣化できれば大成功です。

まとめ

中学1年の冬休みにやるべきことを、学習内容と勉強に向かう姿勢という点を中心に見てきました。先に述べたちょっとした工夫が意味することをご理解いただけたかと思います。しかしこのちょっとした工夫を独力で、継続的に実践することは非常に難しい作業です。日々高い自己管理能力が求められるからです。独力で勉強を頑張ろうとすると、昨日頑張ったから今日は少し軽めでいいやなど、妥協が少しずつ勉強に入り込んできます。年末年始の喧騒の中でこの妥協が次第に支配的になり、達成感を感じることができないまま冬休みが終わってしまいます。これは決してお子さんが能力不足であることを意味しているのではありません。誰にでも当たり前に起こりうることなのです。

コーチングの必要性

中学1年生の2学期という、学校生活も勉強も忙しくなっていく環境で四苦八苦しているお子さんには何らかの見守りやコーチングは必要です。今日はもう少し頑張ろうと背中を押すことによって、お子さんの能力を少しずつ伸ばしてくれるからです。こうした指導を受けることで、お子さんは日々の充足感を感じることができるようになり、これまで以上に前向きに人生に立ち向かっていくようになります。

冬休みを通して人間的な成長を

冬期講習では、これまで見てきたような学習上の課題の抽出や集中するための工夫などに関し、様々なノウハウを持ったプロが指導にあたります。これまでお子様の日々の勉強にどことなくモヤモヤしたものを感じる保護者様には、一度ご検討いただくことをおすすめします。私達も、中学1年生の冬休みという慌ただしく時が過ぎていく時期に、プロの指導を受けることを通じて充実した日々を過ごし、冬休みが終わる頃には人間的にもひとまわり成長したお子様の姿をお見せすることを願ってやみません。

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