高校受験が不安な中学３年生でも、この通りにすれば大丈夫！夏休みの過ごし方マニュアル
こんにちは！個太郎塾佐久平教室の眞島です。
「夏を征するものは受験を征す！」「勝負の夏！受験の夏！」どこかで聞いたことがある言葉だと思いませんか？他にも似たようなものはたくさんあります。
このようなキャッチコピーを聞くと、受験について知らない方でも何となくは夏休みは受験生にとって大事なんだろうということは想像できると思います。高校受験生をお子様に持つ保護者なら、より夏休みの過ごし方が気になるのではないでしょうか？
そこで今回は長野県の中学３年生に絞って、夏休みの過ごし方についてまとめました。受験生やその保護者にとって有益な情報になれば幸いです。（現在長野県外に住んでいて、長野県の高校を受験される方がいれば参考になるかもしれません）
まずは何をすればいいの？
さあ、それでは中学三年生は夏休みに何をすれば良いのでしょうか？
この質問を教室の生徒にしますと、たいていはこのように答えます。
「とにかく勉強しないといけないんでしょ？」
これは半分正解で半分不正解です。それでは詳しく説明していきます。
志望校を決める！
夏休みにはもちろん勉強した方が良いのですが、効率よく勉強するためには目標が必要です。ただ闇雲にやっても効果は発揮できません。目標→計画→実行の順番にすることで、「効率よく」「最大の成果」を発揮できるようになります。
今回の目標は志望校です。志望校が決まれば下記を参考に合格に必要な得点がわかります。
上田（３８０点）/野沢北【理数】（３８０点）【普通】（３５０点）/岩村田（３００点）/野沢南（２５０点）/小諸【普通】（２３０点）/佐久平総合技術（１５０点～１８０点）/小諸商業（１３０点～１７０点）/軽井沢（１００点）/小海（８０点）
高校１日体験入学に参加する！
このように、まずは夏休みの間に志望校を決めたいところです。（志望校の決め方については以前書いたブログに詳しく書いていますので、そちらをご覧ください → 高校の選び方）
「どんな高校があるかもわからない」という方には是非、夏休みに開催される１日体験入学に参加することをおすすめします！「どこに行きたいかわからないから参加しなかった」という話をよく聞きますが、まったく志望校が決まっていない生徒ほど、できるだけ多くの高校を見学に行きましょう。事前予約制ですので、のんびりしていたらあっという間に終わってしまいますので、気をつけてください。ここで、他県の方向けのミニ情報です。県民にとっては当たり前のことですが、長野県の学校の夏休み期間は短いです。大体の学校で７月末から始まって８月のお盆が明けたらすぐに新学期が始まりますので、全国と比べて１０日～１５日くらい短いことになります。
中学３年生の夏休み！勉強は具体的に何をすればいいの？
志望校が決まれば、入試本番までに合格に必要な点数を取れるようにすれば良いと普通なら考えます。
しかし、ここで長野県の高校入試特有の難しさがあります。実は長野県では、受験校を決める際に中学校側の意見がかなり優先されます。
これには良い面もあり、中学校側である程度合格可能性の低い生徒に他校を受験するようにすすめるため、最終的な入試倍率は他県では考えられない低倍率になるのです。
その時に中学校で合否の判断材料にするのが、総合テストです。そのため夏休みには総合テストに向けた勉強をしなければならないのです。
総合テストにそなえる
長野県の中学３年生２学期からのテストは、「総合テスト」に名称が変更になります。範囲は１年生から３年生のその時点までの内容すべてになりますので、ほぼ入試の形式になります。ですので、学校で習っているところだけ頑張ればなんとかなる定期テストのように、テスト直前の勉強だけでは得点は取れません。各教科の平均点も２学期以降は５０点台になりますので、多くの生徒が総合テストに向けた対策を正しく行えていないことになります。
やることは１・２年生の総復習一択
それでは、総合テストに向けて夏休みにどのような勉強をすれば良いのでしょう？
総合テストが入試のように広い範囲が出るのであれば、夏休みにやることは１・２年生の総復習です。５教科２年分となれば相当な量になりますので、学校がない夏休みに集中して学習するのが効率よくできます。逆にこの復習を２学期以降に残してしまうと、総合テストで悲惨な結果になることは間違いありません。中３高校受験生は夏休みにどのくらい勉強すればいいの？
やることが決まったらあとは実行するだけですが、気になるのは受験生のみんなは夏休みにどのくらい勉強しているのだろうということです。ここでは具体的な時間の目安をお伝えします。
１日１０時間勉強しましょう
中学３年生の夏休みの推奨学習時間は１日１０時間です。
１０時間の根拠など、詳しくは別ブログ（夏休みの勉強法３Step）で書いたのでそちらをご覧いただきたいのですが、夏休みに１０時間勉強することができれば２学期以降の家庭学習は安泰です。
特に部活動を引退したばかりの生徒は、部活動に費やしていた時間の半分でも勉強時間に変えることができれば２学期以降の伸びが期待できますので、２学期から勉強を頑張るのではなく、引退したら即勉強にチェンジするつもりで夏休みは勉強に本気で取り組んでいただきたいです。
おすすめの勉強場所は？
次におすすめの勉強場所です。自宅で集中してできる生徒はどこでも問題ないでしょう。しかし、今まで長時間勉強したことがない生徒や勉強が苦手な生徒は参考にしてください。
「家」と「外」を活用する
今まであまり勉強をしてこなかった生徒が、受験生の夏休みだからと言っていきなり自宅にこもって長時間勉強するのはおそらく難しいでしょう。そこでおすすめするのが１日に何回か勉強する場所を変えることです。場所は学校でも図書館でもどこでもいいので、自宅で勉強する時間と外で勉強する時間を作ることで無理なく集中して勉強することができます。個人的にお勧めは塾の自習席です。(こちらのブログをご覧ください → 塾の自習席って集中して勉強できるの？)
友達と「一緒に」勉強するのはやめましょう！
ここで夏休みの勉強のよくある失敗例を紹介します。それは友達と一緒に勉強することです。私は２０年以上塾で働いていますが、夏休みに友達と一緒に勉強して上手くいった話をほとんど聞いたことがありません。
友達と一緒に勉強することで成果を発揮する時期は受験直前です。お互い自立して勉強できる友達同士なら切磋琢磨できますが、夏休みの時点では勉強のリズムがついていないので、お互いに気まずい思いをすることになりますのでやめましょう。
まとめ
いかかでしたでしょうか？
夏休みの過ごし方と言っておきながら夏休みの勉強方法になっているような気がしますが・・・
上で挙げたことを実行してさえいれば、その他の時間は自由に遊んでいても誰からも咎められることがないと思います（本人も保護者も満足ではないでしょうか）。計画通りに勉強して成果を出しながら、それ以外の時間で青春を満喫している塾生を毎年多数見てきましたので、難しくはないと思います。
このように夏休みの期間で最大限の結果を得たい場合、最も大事なのは計画を立てることとそれを実施することです。計画を立て、実施するから結果がついてきます。 しかしながら、自分自身にあった計画を立てることは学生にとっては簡単ではありません。受験に対する知識、現在の実力を過不足なく把握する知識、そして目標を達成する為に何を勉強したら良いかの知識が著しく少ないからです。 また、計画を立てたとしてもその実施が難しい生徒がいることも私は知っています。なぜなら、今まで勉強をしてこなかった多くの生徒は、その経験がないからです。
まだまだ子どもですし、友達、ゲーム、YouTubeなど誘惑はあちこちにあります。 大人が導いてあげるところも必要になるのですが、親御さんがそれをしようとしても思春期であり反抗期でもあるこの時期。親御さんの言うことに反発してしまうということはないでしょうか。でもそういう時に家族外の人、特にプロからの指導であれば受け入れてくれる子は実は多いのです。当塾はお子様に合った志望校をアドバイスし学習の計画を立てるサポートをします。そしてそれを実施するサポートのどちらにも実績があります。
まずは無料の学習相談で、あたな（のお子様）が夏休みでどのように変わりたいのか、今のお悩みについて私たちに相談してみてはいかがでしょうか？
詳しくは教室の担当の眞島まで「夏休みの学習について」とお問い合わせください✨
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