【受験生の質問に答えます!】過去問はいつからやったらいいの?~中学生(高校受験生)編
こんにちは、【受験指導の専門家】長野県佐久市の個別指導塾『個太郎塾佐久平教室』の眞島です。
10月になり、受験生やその保護者の中には「過去問をいつやったらいいのだろう?」と悩んでいる方もいると思います。そこで今回は、高校受験に挑む中学生が過去問をやる時期について解説したいと思います。(今回は公立高校を第一志望とする生徒に絞ってお話します。)
過去問よりも総合テストで結果を出しましょう!
皆さん、受験勉強と聞いてまず最初に何を思い浮かべますか?
おそらく過去問ですよね。受検勉強といえば最終的に過去問をどう上手く活用するかではないでしょうか?
私たち受験の専門家からすると、過去問指導を徹底的に行うことができれば受験の合格率は大幅に変わります。おそらく模試で合格可能性30%の生徒であれば、80%以上には持っていけるでしょう。
と書きましたが、これは佐久長聖高校のような私立高校を第一志望に考えている生徒に限った話です。
長野県の公立高校が第一志望の生徒に関して言えば、そういった合格可能性30%の生徒は受験することさえできないのではないでしょうか。
というのは、長野県のほとんどの中学校では、受験校を決める際に総合テストの結果が大きなウエイトを占めるからです。
総合テストとは、中学3年生の2学期からの学校のテストの名称です。通常の定期テストの範囲とちがい、1年生から3年生までの既習範囲すべてから出題されるのです。そのため一夜漬けでは対応できない、総合力が試される難しい試験です。さらに、出題形式も過去の入試に近い形式をとりますので、総合テストの結果≒入試本番の結果になると考えられています。
各中学校が、生徒の受験校の合否を判断する際に、総合テストの結果での合格判定基準がありますので、そこをクリアしないと受験させてくれないということになります。
総合テスト対策とは
また、基準はありますが、各先生によってバラバラです。
たとえば、年間で平均をとって、その高校の合格点を超えないといけないという先生もいます。その場合、後半から成績を上げた生徒の頑張りを正当に評価されないということがあります。
面談直前の2学期期末テストの得点を重視する先生もいます。そうすると、たまたまそこで成績を落とした生徒が泣く泣く志望校を下げないといけないこともあります。
ですから、私たちはどの先生が判断しても志望校受験を認めてもらえるだけの結果を出すために、万全の対策をして総合テストに臨むのです。
簡単に書きますと、
- 1年生から3年生までの知識学習(知識の穴埋め作業)
- 読解力を要する応用問題対策
- 各学校の過去の総合テストで問題演習
- 入試傾向を意識した新傾向問題対策
第一志望校を受験するために、以上のような対策をして総合テストに臨むのです。
過去問をやる時期と活用法
結局過去問はいつやるんだという質問に答えますと、公立高校を第一志望とする生徒であれば、受験直前の2月くらいから始めれば問題ないです。
過去問の活用方法は、
- 時間配分の確認
- 合格点を取るための問題の優先順位付け
- 苦手単元のあぶり出し
以上の3点に気をつけて、得点力をつけるためのトレーニングを行います。
また、総合テストで結果を出せなかったけど第一志望校を諦められない生徒に、過去問の結果で最終判断するときもあります。その時は、例えば野沢北高校を志望する生徒であれば、350点というように合格最低点よりも少し高めに設定し、本番同様の緊張感を持たせた状態で試験をさせえます。それでも力を発揮できるなら一緒にまわりの説得に協力します。
ー まとめ ー「結局いつやるの?」
いかがでしたでしょうか?
上記で挙げた、総合テストで得点を取るための勉強をしておけば入試対策としては十分です。
また、入試倍率自体もほぼ1倍ですので、総合テストで各校の合格ラインを越えてさえいれば問題はないでしょう。過去問は最終調整程度に考えて問題ないです。
合格ラインについては、個太郎塾佐久平教室独自に設定したものがあります。実際には、中学校で設定しているものよりかなり低い点数で合格可能です。これは、過去の教室の生徒の実績や倍率から、自信をもって教室で判断したものですのでご安心ください。
ですので、学校の面談で第一志望校をあきらめるように勧められた生徒さんがもしいるなら、志望校を変更する前に是非、教室に受験相談にいらしてください。もしかしたらまだまだ合格の可能性があるかもしれません。
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