この冬で苦手な英語を攻略!中学英語の勉強法と高校受験の対策法をご紹介
「英語が苦手でいつも低い成績をとってくる」
「受験に英語が必要なのに全然英語の勉強をしない」
とお悩みの保護者の方は少なくありません。
今回は、なぜ子供は英語が苦手になってしまうのか、その原因と、解決するためのおすすめの勉強方法をご紹介します。冬休みにぴったりの英語の勉強方法や、高校受験対策のための勉強方法もご紹介しているので、ぜひご活用ください。
英語が苦手な子供の特徴とは?
英語が苦手な子供に見られる特徴はいくつかありますが、その中でも特に次の3つは、どの子供にも共通していることが多くなっています。
・英単語が読めない
・英語で失敗した体験がある、もしくは成功したことがない
・暗記が苦手
英単語は日本語と異なる読み方をすることが多い上、意味も覚えなければなりません。暗記科目と言えば、真っ先に思い浮かぶのが理科や社会といった科目ですが、英語も多大な暗記量が必要となる科目です。読めない、覚えられないといったことから、英語の授業で間違えてしまったり、定期テストで低い点を取ってしまったりという失敗体験も多くなってしまいます。
これらの英語が苦手な特徴に当てはまった場合、まずはお子様がなぜ英語が苦手になったのか、その原因を探っていきましょう。
なぜ英語が苦手になってしまうのか
英語が苦手になってしまう原因は、主に次の3つです。
・英語の授業がつまらない
・日本語と違うところが多い
・英語の必要性を感じることができない
原因を把握することで、英語の苦手解消につながりやすくなります。それぞれの原因について、詳しく見ていきましょう。
英語の授業がつまらない
そもそも英語の授業がつまらなくてやる気が起きない、というケースは多々見られます。小学校までの英語教育では、友達と英語でゲームをしたり、英語の歌を歌ったりと、遊びと共に英語に慣れるという側面が強いものでした。
しかし、中学校の英語では、それまでとは異なり、文法や英文の読み方を座学でひたすら習うというスタイルがほとんどとなっています。
また、習う内容も高度になり、英語の面白さを味わうには小学校までの勉強量では足りないというのが実情です。このような状況の中で、英語の面白さや英語が読めるという喜びの前に「英語はつまらないものだ」という考えが浮かびやすくなってしまいます。それ以外では、先生との相性が悪かったり、課題の量が多すぎたりという原因も考えられるでしょう。
日本語と違うところが多い
英語が苦手になってしまう大きな要因の1つとして、子供が「日本語と違うところが多すぎる」と思ってしまうことがあります。日本語と英語は、使用する文字から文法、音まで、共通する箇所は少ないです。こうした違いをしっかり覚えて使いこなす……というのは、中学校に入って初めて本格的に英語に触れた子供にはかなり難しいことではないでしょうか。
また、他の言語に触れた経験が少ない子供にとっては、「日本語と文法が違う」「日本語とは使う音が違う」という考えもなかなか浮かびにくいです。そのため、「英語と日本語の違いがわからない、違いが多すぎる、覚えきれない!」といった事態に陥ってしまいます。もともと暗記が苦手であれば、さらに苦手意識は強くなってしまうでしょう。
英語の必要性を感じることができない
「別に将来外国に行くわけじゃないし……」「翻訳使えばいいじゃん」「受験に使わないから勉強しない!」という意見も、英語が苦手な中学生からよく聞く意見です。英語に対して必要性を感じない場合は、学習意欲もわかず、結果として英語が苦手になってしまいます。
これに対して「将来の可能性を広げるためにも勉強した方がいい」「いつか役に立つ日が来る」といっても、なかなかそれを実感として得ることができないのも英語が苦手な中学生の特徴の1つです。
しかし、英語を将来使わないとしても、高校では英語は必修科目であり、特に近年は多くの高校が英語を重要視しています。とりあえずは「高校で絶対勉強することになるから」と言って勉強させてもよいでしょう。勉強した結果として英語への苦手意識が払拭されると、自然と英語の学習意義を自ら見出す子供は多いです。
英語が苦手な中学生向けの勉強法3選
英語が苦手になってしまう原因がわかったところで、ここからは、その苦手を払拭するのにおすすめの勉強方法をご紹介します。この勉強法で冬休みのうちに学習を進めておくと、冬休み後の英語の勉強で好スタートを切りやすいです。受験のための英語の勉強方法もあわせてご紹介しているので、ぜひ日々の勉強に取り入れてみてください。
教科書の英単語や熟語を覚える
まずは教科書に載っている基本の英単語や熟語を覚えることから始めましょう。文法の知識だけあっても、英単語がわからなければ全く文章は読めません。
また、英単語と同じくらい重要になるのが熟語表現です。熟語になると、本来の英単語の意味とはまた異なる意味となることもあります。英単語や熟語は、書いたり赤シートを使ったりする暗記法が一般的ですが、最も重要なのは「見る回数・触れる回数を増やすこと」です。
さらに、単語の意味やスペルをひたすら覚えるだけではなく、音声を聞きながら覚えるのも重要となっています。聞き取った発音を真似ながら練習するのもよいでしょう。読む・書く・話すの3つの感覚を、暗記の時点から養っておくことがポイントです。
基本的な文法を覚える
英単語が覚えられるようになったら、基本の文法を覚えていきましょう。
まずはSV(主語+動詞)、SVC(主語+動詞+補語)といった単純で理解しやすいものから始めるのがおすすめです。教科書の説明だけでは物足りないという場合には、インターネットや市販の参考書を活用するのもよいでしょう。文法用語は理解しにくかったり、覚えにくかったりするものも多いので、なるべく簡単に説明がなされているものを選ぶのがポイントです(高校の英語の授業を見据えて、最終的には文法用語も覚えましょう)。
毎日少しだけでも英語に触れる
英語の勉強で最も重要なのは、「毎日英語に触れる」ことです。ただし、「毎日1時間以上英語を勉強する!」と高すぎる目標を立ててしまうと、挫折につながりやすくなってしまいます。お風呂に入りながら英語の音声を聞く、寝る前に1ページだけ参考書を見るといった小さい目標を立てましょう。
英単語や文法を覚えるためのアプリや、中学英語を解説している動画も配信されているので、隙間時間にこのようなコンテンツを活用するのも1つの手です。この隙間時間を活用して勉強する方法は、高校以降の学習においても非常に役に立ちます。今のうちに「積み重ね」の学習習慣をつけておきましょう。
受験生はリスニングや長文問題にも挑戦しよう
高校受験をする場合は、リスニングや長文問題といった、実戦形式の問題にも慣れておきましょう。特に長文問題では、時間を計測しながら問題を解くのが重要になります。時間を測りながら解くことで、時間配分を考えながら解いたり、どの問題に自分が時間をかけているかを把握することが可能です。
また、受験する高校によっては、英作文が課されるところもあります。英作文を書いたら、必ず英語の知識がある人に添削してもらいましょう。ご家庭で添削するのが難しい場合は、中学校の先生や塾に頼っても問題ありません。
過去問を見てどのように勉強するか決める
受験まであまり時間がない冬休みは、過去問を見てどのように勉強するのか計画を立てることが重要です。例えば、語順整序が頻出という場合には文法演習を、リスニングの割合が大きい場合には音読や多聴……といった対策をたてることができます。
まずは出題傾向に沿った勉強をして、過去問で点数がある程度とれるところまで実力を養成しましょう。滑り止めの受験校の対策も忘れずにしておくこともポイントです。
英語の苦手解消には塾もおすすめ
ご家庭で英単語を覚えされたり、過去問をそろえたり、また、文法を教えたりするのが難しいという場合は、学習塾を活用しましょう。
個太郎塾佐久平教室では、英語でつまづいた原因を明らかにして、それを解消するオーダーメイドの学習計画を作成しています。英語の確実な成績アップを目指したい方は、個太郎塾佐久平教室をご活用ください。
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冬期講習のお知らせ
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まとめ
英語が苦手な中学生は、まずは教科書の英単語や熟語を覚えることから始めましょう。このとき、音声を聞いて覚えるとさらに効果的です。単語が覚えられるようになったら、英文法にも触れていきましょう。毎日少しだけでも勉強することが、英語の苦手克服への第一歩です。受験生はリスニングや長文問題の対策、過去問チェックも忘れずに行いましょう。塾のサポートを活用する選択肢もあります。ぜひこれからの勉強の参考にしてみてください。
参考
https://www.shane.co.jp/column/detail/id=45385
https://www.eikoh.co.jp/koukoujuken/column/c2040
https://chugakuagaru.com/eigo/entry184.html
https://www.shane.co.jp/column/detail/id=45651
https://agaroot.co.jp/coaching/column.who-are-not-good-at-english
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