中学生・高校生におすすめ!リスニングの勉強方法
皆様こんにちは。長野県佐久市の個別指導塾「個太郎塾 佐久市岩村田教室」です。
近年英語の学習量が増加していることをご存じでしょうか?
浅間中学校では中学1年生から定期テストにて長文の問題が出題されるようになっています。
そんな英語の定期テスト、高校入試、共通テストで生徒の皆さんを悩ませるものの一つとして、英語のリスニングが挙げられます。
何度も読むことのできるリーディングとは違い、リスニングは多くて二回しか聞くことができない場合が多いです。
学校ではあまりリスニング対策の授業はしないので、
リスニングの勉強はそもそもやり方がわからないという生徒さんが多く見受けられます。
学年が上がるごとにリスニングの難易度も上がりますし、
共通テストに至ってはリスニングの配点は100点です。
そこで今回は、リスニングの勉強方法について、テストの種類別にご紹介します。
共通テストにおいてのリスニング対策
共通テストのリスニングは、学校の定期試験と違い、
上記したように配点は100点、試験時間は30分間、量も内容も難易度が高いです。
始めの方の問題は短文応答問題や絵を見て質問に答える比較的易しい問題ですが、
終盤に行くにつれ読み上げられる量も内容も難しくなっていき、
それを資料と比較しながら理解をしなくてはならないので、練習が必要です。
そこで重要になるのは、単語理解とシャドーイングです。
単語理解
まず、ある程度の単語が頭に入っていないと、そもそも聞き取ることができません。
リスニングに使われる単語はリーディングに使われる単語よりは易しいものになるので、
学校から配られた英単語帳や、書店で売られている大学入試用の単語帳を読むだけで完結します。
また、リスニングでよく使われるのが単語の言いかえです。
例えば、音声では「not easy」と言われていたものが問題では「difficult」と言い換えられている、なんてことが良く起こります。
そこで混乱しないためにも、ボキャブラリーを増やすということは非常に大切になっていきます。
シャドーウィング
単語をある程度覚えたら次に行ってほしいのはシャドーイングです。
有名な勉強方法ですが、驚くほどに効果があると言えます。
やり方は、聞えてきた英文をそのまま真似て繰り返すやり方です。
すべて聞いてから真似して発音するのではなく、聞えたら瞬時にそれを声に出して、音声を追いかけるイメージです。
すぐ後ろを影のように追いかけるやり方からシャドーイング(shadowing)という名前が付きました。
このやり方が効果的な理由は主に2つあります。
①速い音声に慣れるということと
②人は自分が発音できる言葉は聞き取ることができるということです。
英語は文字通りに発音しないことが多い言語です。
例えば、「Did you」という言葉は単体で読むと「Did ディドゥ」「You ユー」と発音しますが、これが繋がると「Did you ディジュ(diju)」のような発音になります。
文字では理解することができても音声になった瞬間に脳が処理できなくなるのは、発音を知らないからです。
それ故に、簡単な単語、あるいは文字では難なく理解できる文章も、リスニングになると聞き取れなくなってしまいます。せっかく単語を覚えたのにそれを聞き取れなければ本末転倒です。
ですのでシャドーイングをして自分が発音することで、正しい音というのを脳に叩き込みます。
最初は文を見ながら、かつ短い英文で遅い音声で試してみて下さい。
慣れてきたら次は何も見ずに同じ文、同じ速度でやってみる。
それにも慣れたら今度は速度を上げてみる。
最終的に何も見ずに、正規の速度でしっかり発音できるようになればその文は確実に聞き取ることができるようになります。
こうして段々と文章のレベルを上げていくやり方が好ましいでしょう。
最後に予備知識として、いくら聞き取ることができても問題の絵や資料と見比べながら解くのは難しいので、しっかりメモや印を使って聞き取るのをお勧めします。
誰がしゃべっているのか、どのグラフのことを言っているのかなど、聴覚情報だけじゃ処理できないものは問題用紙に書き込んで整理することで、解きやすさが変わるはずです。
定期試験・高校入試においてのリスニング対策
続いて、中学生・高校生(大学受験生以外)におすすめのリスニングの勉強方法です。
これらのリスニング対策として、単語と音読が重要になります。
二度目になりますが、何においてもまずは単語です。
ですが定期試験においては、範囲になっている教科書の単語を暗記してしまえばそれ以上に難しい単語は出ないと言えるので、単語のみでいえば対策がしやすいでしょう。
高校入試においても、今までに習った単語から出題されるのはもちろんのこと、難易度もそこまで高くありません。よく会話に使われる表現なども教科書に記載があるので、それらを覚えるのだけでも点数アップに繋がります。
次に音読ですが、音読をするメリットとして、音の認識力の向上と、リズムやイントネーションを理解しやすくなるというものがあります。
何度も音読を繰り返すことでフレーズの定着にもつながります。
そして、共通テストのリスニング対策で取り上げたシャドーイングよりも音読の方が初心者向けなので、今後のリスニング勉強、シャドーイングに向けたステップアップ練習にもなるでしょう。
個太郎塾でのリスニング対策
個太郎塾では4月よりオンライン英会話を導入しています。
スタディラボさんの英会話を導入しています。
内容は塾で使用しているテキストに基づいた文法を英会話にて使用していきます。
英会話ではフィリピンの方と直接会話をしながら、15分間行っていきます。
塾で使用しているテキストを基に会話を進めるため、
リスニング対策だけでなく文法の復習にもなります。
毎週授業の前後どちらかで実施していきます。
この英会話を実施している塾では英検の合格率・受験率も上がったという教室もあります。
リスニング対策に悩まれている方は、ぜひご利用ください。
英会話について、ご希望ありましたら下記フォームよりお問い合わせください。
まとめ
今回はテスト別にリスニングの勉強方法をご紹介しました。英語が聞き取れるようになると、長文の速読力アップにもつながり、一石二鳥です。
デメリットとしては、音読やシャドーイングは声を出せる環境ではないとできないので、もし難しければ、英語の子供向けアニメ(Disneyなど)を視聴してみたり、聞き取りやすい英語ネイティブのYouTubeを視聴してみたりと、声を出さずともできることはたくさんあるので、まずは挑戦してみてください。
小さな積み重ねはきっといつか大きな財産に繋がります。できることからコツコツと始めていきましょう!
長野県佐久市岩村田にある個別指導塾『個太郎塾佐久市岩村田教室』
営業時間:15時から21時(月・日曜日定休)
〒385‐0022 長野県佐久市岩村田1158-13 2F TEL:0267‐88‐7861
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