抜き出し問題の解き方①
皆さんは国語の抜き出し問題は得意でしょうか?
よく、「〇〇について10字以内で本文から抜き出せ」とか、「〇〇の部分を本文から抜き出して初めと終わりの5文字を書け」とか書かれている、あの問題です。
よく、読解問題の最後のほうの時間が足りなくなってきたあたりで遭遇する、ちょっと面倒なあの問題。
あれのせいで一度読んだ文章を最初から最後まで、文字数に合いそうな言葉を探して読み返すはめになったりする、あの問題です。
今日はその抜き出し問題の基本的な考え方についてお話しします。
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抜き出し問題と一口に言っても、微妙な言い回しの違いがあるのにお気づきでしょうか。
それは、「…にあたる〇〇を抜き出せ」の〇〇の部分です。ここが語だったり字だったり、文だったり部分だったり、実はバリエーションがとても豊富なことをご存知でしょうか。
実はここが地味にヒントになっていることもあるのです。
①語…1単語で抜き出す
②語句…複数単語で抜き出す
③文…1文で抜き出す
④部分…1文未満、あるいは2文以上
⑤言葉…1単語、あるいは2〜3単語からなる語句
⑥文字…句読点を含まない
⑦字…句読点を含む
単語や文の違いは大丈夫でしょうか。わからなかったら教科書で調べてみましょう。
注目すべきは⑥と⑦の違いです。「、」や「。」などの句読点はいわゆる記号のため、「文字」には含まないというルールがあるため、抜き出した部分の途中や終わりに「、」や「。」が入るのかどうか、この部分だけでも何となくふるいにかけられたりもするのです。(出題する先生によっては絶対にそうだ、とは言えないのですが…入試では大丈夫なはず…)
(M)
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