夏休みの自由研究、どうまとめる?小学生向け「まとめ方テンプレート」と親子でできる工夫ポイント
自由研究、「まとめ」に悩んでいませんか?
夏休みの自由研究。テーマは決まっても、「どうまとめたらいいの?」と悩むご家庭は少なくありません。特に低学年のうちは「書き方がわからない」「文字が書けない」「飽きちゃった」という声も。
この記事では、小学生が取り組みやすい自由研究のまとめ方テンプレートと、学年別におすすめのまとめる工夫ポイントをご紹介します!
1. 自由研究で大切なのは「流れを整理すること」
自由研究には、「何を調べて、どうやって、何がわかったか」を書く流れがあります。これをベースにすれば、どんなテーマでもきちんと形にできます。
2. 小学生向け「自由研究まとめテンプレート」
以下の6つのステップでまとめると、見やすく・わかりやすい自由研究が完成します!
① タイトル(研究の名前)
→ できるだけ具体的に。「氷のとけ方」より「いろいろな場所で 氷が とける じかんを くらべた」
② きっかけ・しらべたいこと
→ どうしてこのテーマにしたの?どんなことが気になったの?
例:「なつは どうして あついのかな?」「いえの いろんなばしょで こおりを おいてみたいと おもいました」
③ よそう(予想)
→ たぶんこうなる!と思ったことを書く。
例:「ひなたが いちばん はやく とけると おもった」
④ しらべたこと・やったこと(方法)
→ 実験や観察の内容を、写真・絵・表などを使って説明。
→ 「日付・時間・場所」などの記録も◎
⑤ わかったこと(結果)
→ 結果から、気づいたことや新しく知ったことを書く。
例:「くもりでも ひなたに ちかいところは とけるのが はやかった」
🔹⑥ かんそう・ふりかえり
→ 楽しかったこと・大変だったこと・またやってみたいことなどを自由に!
3. 学年別の工夫ポイント
● 低学年(1〜2年)
- 絵や写真を中心に!
- 一言感想でOK:「すごかった」「またやりたい」など。
● 中学年(3〜4年)
- 表やグラフを入れると分かりやすい。
- 「なぜ?」を少し深掘りしてみよう。
● 高学年(5〜6年)
- 結果からの考察を意識。「こうなったのは○○だから?」
- 参考にした本やサイトがあれば記載を!
4. 自由研究を「見栄えよく」仕上げるコツ
- 表紙にタイトルと名前・日付を入れる
- イラストや色を工夫して見やすく
- 写真を印刷して貼ると◎
- 見出しをつけて、読んでもらいやすく!
おわりに:親子でいっしょに「まとめる時間」にしても◎
自由研究は、完成するまでが自由研究!
テーマだけでなく、どう見せるか・どう伝えるかも含めて学びのチャンスです。
ぜひまとめる工程も楽しんでみてくださいね。
おまけ:まとめに使える表現例(低学年向け)
書きたいこと | ひらがな文例 |
---|---|
はじめの気持ち | ○○が ふしぎで しらべてみました。 |
やってみたこと | ○○を つかって、△△を しました。 |
わかったこと | ○○だと、□□に なることが わかりました。 |
かんそう | ○○をしらべて、とても おもしろかったです。 |