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【スマホじゃだめ!?】言葉を調べるときに辞書を引くべき3つの理由

    
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【スマホじゃだめ!?】言葉を調べるときに辞書を引くべき3つの理由

こんにちは。個太郎塾佐久平教室の渡辺です。本日は、英単語や漢字、言葉を調べるときにスマホやPCでなく、あえて辞書をオススメしている3つの理由、① 記憶への残りやすさ ②一度に目にする情報量の多さ ③成績の良い生徒は辞書をこう使う、についてお話ししていきたいと思います。

理由その1 記憶への残りやすさ

知らない言葉を調べようというとき、スマホやPCであればその言葉を検索ワードにしてボタン一つで答えが出てきます。これはとてもシンプルでわかりやすく、時短にもなっているので一見合理的のようにも思えます。

しかし、このようにワンステップで答えが出てくるツールがあると、無意識のうちに「また分からなくなったら調べればいいや」と思ってしまうのか、忘れるのもワンステップになりがちです。つまり、記憶に残りづらいというのが、スマホやPCなどで意味調べをするデメリットとなります。

一方、紙の辞書であれば調べたい言葉を調べるにあたり、五十音やアルファベット、部首などからだいたいのアタリをつけてページを開き、調べたい言葉にいき当たるまでにめくり続けることになります。(辞書引きに慣れてくると、一発でその言葉のページを開けるようになったりもします。それだけ辞書を使いこなせると楽しいですよね。)一見無駄な動きが多いようにも見えるのですが、実はこれがとても大切な作業なのです。

人が何かを記憶しようとする場合、声に出しながら読んだり、耳で聴きながら見たりと、五感を使うことが良いとされています。紙の辞書を引くときは五感のうちのひとつ、指で紙をめくる“触覚”を使いながら目当ての語句を探します。もちろんその間、言葉を探しているので視覚もフル活用していると思います。スマホやPCでサクッと調べているときと違って、しっかり頭を働かせている、ということなのです。

理由その2 一度に目にする情報量の多さ

さて、実際に辞書を開いてみると、そのページに調べたい言葉がただひとつ載っているわけではないことはご存知のはず。五十音やアルファベットでたまたま近くになっている言葉であったり、調べたい言葉を使った派生語や熟語、用例・・・本当にたくさんの言葉や文章が並んでいます。調べたい言葉をひとつ押してポンと出てくる場合と違い、もっと多くの言葉や使いかたを知ることができるのは、紙の辞書ならではだと思います。

また、その1でも書きましたが、紙の辞書は言葉を調べるときにとにかくめくる、という作業がついてきます。そうすると、めくったページの分だけ「今調べたい言葉とは関係ない、もしくは少し遠い」言葉を目にする機会があります。そのときは無意識であっても、ある拍子に「あ!この言葉は辞書で見かけたことがある」とか、「調べている言葉と似ている言葉でこんな意味・使いかたのものがあるんだ」というように、記憶の片隅に根付くものも出てきます。

このように、「今すぐ必要な知識ではないかもしれないけれど、繰り返し辞書を引くことで自分のものになっていく言葉」の力は絶大なものです。

理由その3 成績の良い生徒は辞書をこう使う!

皆さんは辞書をどのようなときに使いますか。調べたい言葉があるとき、用例や熟語・類語・派生語を調べたいとき、同じ部首の漢字を調べたいとき・・・意味調べに使うことがほとんどだと思います。調べたあとはどうでしょうか。

塾に在籍している成績の良い生徒さんは、辞書を意味調べとしてだけでなく様々な方法で使いこなしています。

たとえば、調べた言葉・気になった部分にマーカーを引いていき、自分が今までに調べた部分とそうでない部分がわかるようにしている生徒もいます。こうすることで、同じ言葉を再び調べたときに「あっ、この言葉は前にも調べている。何回も調べているということは大切な言葉なんだな」と、より注意深く読んだり、「今までに、こんなにたくさんの言葉を調べたぞ!」と達成感をもつために、努力を目に見える形にしているようです。

稀に付箋をたくさん貼っている生徒さんもいますが、めくっているうちにパラパラ落ちてきたり、どれがどの付箋なのか分からなくなったり、付箋で言葉が隠れてしまったりするので、あれは「見た目の達成感」重視のものでしょうか。

また、暇なときに読書として辞書を読む生徒さんもいます。日常なかなか出会うことのない言葉でも、辞書を読んでいるうちに覚えてみたり、面白い言葉であれば使ってみたくなったりして、どんどん新しい言葉を身につけているようです。読みものとしては、国語辞典や漢字辞典、英和辞典、ことわざ・四字熟語辞典が読みやすいのですが、古語辞典もなかなか面白いですよ。

まとめ

ふだん子どもたちが触れる言葉というのは、家族や友人など限られた人たちの使う言葉と、教科書や読書、テレビや動画などで出てきた言葉に偏りがちです。教科書を除けば、「あれ」「それ」のように、なんとなく・最低限で通じ合ってしまうような共通の認識があるグループで使う言葉か、あるいは自分の興味関心のある分野の言葉としか出会えないことが多いといえます。本を読む、と言っても自分の興味関心のある分野の言葉に偏りがちです。(それもまた楽しいことですよね)

そんなとき、暇な時間を見つけては辞書をめくってみたり、調べ学習に辞書を活用してみることで、今まで出会えなかった言葉により多く出会うことができます。あえての紙の辞書、オススメです。

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