こんにちは、
受験指導の専門家、長野県小諸市の個別指導塾まなびば小諸荒町教室です。
受験直前のこの時期になると、生徒や保護者からこのような相談をよくいただきます。
「志望校の過去問をやったのですが、全然点数が取れませんでした。どうすればいいですか?」
そこで、今回は過去問の勉強の仕方について共有させていただきます。
過去問で点が取れない原因とその対策は?
過去問で点数が取れなかったということですが、まず大事なのは「それが何回目の過去問演習なのか」「いつの年度のものか」を確認することです。
過去問は解き方次第で効果が変わります。点数を見て一喜一憂するのではなく、「なぜ点が取れなかったのか」「どの分野が弱いのか」を分析することが重要です。
過去問はその学校の問題傾向を知るために行います。同じ問題は出ませんが、出題形式や難易度を把握することで、本番への対策が進みます。
過去問を解いた後は、丸付けをして終わりにせず、できなかった問題を解き直すことが大切です。解き直しを通じて、しっかり満点の解答を作ることで、知識が定着します。
特に記述問題や英作文などは、自分で採点すると甘くなったり、間違っていても分からないままになることがあります。これらは先生や保護者などに見てもらい、確実にできるようにしましょう。
では、過去問は何年分を解くべきでしょうか?効率的な進め方はあるのでしょうか?
過去問は何年分やるべき?過去問を解く最適な期間とは?
過去問に関する質問で最も多いのが、
「具体的に過去問は何年分くらい解けば良いですか?」
「1日に何科目をやるのが良いでしょうか?」
です。この質問に答えていきます。
中学校・高校ともに、過去問は5年分を目安にするのが理想です。あまり古すぎる問題は出題傾向が変わっている可能性があるため、現在の傾向に近いものを解くことが重要です。 1日に全科目を解くのが理想ですが、まとまった時間が取れる休日に3科目を目安に進めるのが現実的です。
例えば、土曜日の午前中に過去問を解き、午後に解き直しを行う方法がおすすめです。 時間がない場合は、2科目ずつに分けて計画的に進めるのが良いでしょう。1日に1科目ずつだと時間が足りなくなる可能性があります。
過去問だけでなく、通常の勉強も必要なので、バランスを取りながら進めてください。自分で計画を立てるのが難しいのであれば学校の先生や通っている塾でやり方などを聞くと良いでしょう。
過去問を繰り返し解くことで得られるメリット
またこのような質問をいただきます。
「過去問を繰り返し解く同じ年度の過去問を何回も繰り返し解くことに意味はありますか?」
この質問への答えは、繰り返し解くことには大きな意味があると私は考えます。
1回目では点数が低くても、繰り返すことで出題傾向や問題形式に慣れ、解答スピードが上がるからです。 その結果時間が短縮され、「考える時間」がより多く取れるようになるため、点数があがります。ですから、1回目より2回目、2回目より3回目と、点数が徐々に上がっていきます。 本番に近づくにつれて、最新の過去問を解くことでより実践的な対策ができるので、ぜひ繰り返し取り組んでください。
まなびば式☆過去問演習の進め方と計画の立て方は?
個別指導塾まなびばでは、生徒一人ひとりに合わせて過去問演習の計画を立てます。年度ごとの難易度や進める順番を考慮し、計画的に取り組めるようサポートします。 1月中旬からは入試直前対策として特別講座も行います。入試で得点しやすい問題に特化した授業を行うので、点数アップを目指す方にはおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。個別指導塾まなびばでは、勉強や進路のことで悩んでいる方に対して無料の学習相談を行っております。
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