小学5年生の佐久長聖中学校の受験対策はこの時期がおすすめ 佐久長聖中学校入試詳細
今年度の佐久長聖中学校の第1回本校入試が近づいてきました。
受験生の皆様は受験勉強が追い込みを迎えている頃かと思います。
個太郎塾でも、佐久長聖中学校の受験生が自習にきて、日々自習を行っています。
佐久長聖中学校の受験は年々難易度が高くなっている印象です。
そんな佐久長聖中学校を受験する受験生や来年受験を考えている小学校5年生の皆様に、
佐久長聖中学校の入試についてご紹介していきます。
入試日程
まず初めにご存じかもしれませんが、入試の日程についてご紹介していきます。
入試は、東京入試と本校入試(佐久長聖中学校入試)の2種類があります。
東京入試は1月中旬に2回(今年度は1月8日、1月9日)
本校入試は11月と1月の2回(今年度は11月18日、1月21日)
入試が実施されます。
佐久長聖中学校で開かれる本校入試に関しては、日程が離れているため、1度目で不合格となってしまったお子様が2度目に受験するというケースが多々あります。
第1回本校入試と第2回本校入試の違い
ここでは、本校入試の詳細について、お話していきます。
11月に行われる4教科型(3教科型選択可能)の第1回本校入試は昨年度よりスタートしました。
そのため、まだ過去問等が少なく、傾向がつかみづらい状態となっていますが、
確実に言えることは、第2回目の入試よりも第1回目の入試のほうが難易度は高くなっているということです。
第1回入試は11月に行われるため、試験範囲も第2回入試よりも短くなっています。
算数でいえば、第1回は比が範囲外ですが、第2回は比が試験範囲となります。
このように第1回と第2回では試験範囲が異なっているため、試験範囲の短い分、第1回の難易度が高くなります。
また第1回入試は入試形態も少し異なり、3教科型受験と4教科型受験があります。
第1回本校入試以外はすべて4教科型の入試となっています。
この4教科型と3教科型入試の違いを紹介します。
・3教科型入試・・・国語・算数・理科の3教科で受験
・4教科型入試・・・国語・算数・理科・社会の4教科で受験
得点はどちらも150点満点で換算されるため、どちらかに有利不利があるわけではありません。
私のおすすめとしては、4教科型受験です。
どの教科も基礎的な問題と難易度の高い応用的な問題が出題されます。
4教科型受験であれば、理科と社会の基礎的な個所を解いていけば点数を確実にとることができます。
3教科型受験ですと、理科の応用的な問題も解かなければなりません。
相当理科が得意なお子様であれば3教科型でもよいです。
しかし社会が苦手だからという理由で、3教科型を選ぶのであれば、基礎を勉強していけば点数が取れる4教科型受験をおすすめします。
また第1回本校入試および東京入試では、特待生制度を設けていて、
成績上位者からA、B、C3種類の特待生として選出されます。
この特待生は入学金免除や授業料免除が適用されます。
第2回本校入試には特待生制度はありません。
入試問題
入試問題についてですが、4教科それぞれ紹介していきます。
国語
国語の問題は、とにかく文章が長いです。
普段読書を行わない、塾の生徒に問題を見てもらったところ、長すぎて途中で飽きてしまうくらいです。
文章量としては3000~4000文字程度の文章が二つと漢字・文法の問題用の文章が一つの3部構成となっています。
文章外の一つが、説論文で、題材も小学生が解くには難しいものが多く、語彙力が求められます。
また問題の答えも、一部分だけ読んで答えられるものではなく、文章全体を読んで、その中から答えに適しているものを記述するような問題も出題されます。
日ごろから、長い文章を読み語彙力を増やすと共に、速読力を身に着けることが攻略のカギとなります。
算数
算数は大問が4つで、
1が計算問題等の基礎的な問題
2が速度や割合・比に関する問題
3が図形に関する問題
4が規則性に関する問題
以上のような傾向で出題されている年度が多いです。
大問1の計算問題も基礎的な問題ですが、ただ計算ができるというだけでは時間がかかってしまう問題もあり、普段から工夫して計算を楽に解くことを行っていると素早く解くことが可能です。
また大問2,3,4それぞれの最後の問題は時間内で解こうと思うとかなり時間がかかるものや、発想が難しい問題も出題されています。
これらの問題を解くことに時間を費やすよりも、このような難易度の高い問題は解かずに、そのほかの問題に時間をかけることがカギとなっています。
算数が得意でどんな問題でも解いてやる!という意気込みを持つお子様にはチャレンジさせてもよいかもしれませんが、算数があまり得意ではないという場合は、難しい問題は避け、確実に解ける問題を解くことを優先してみてください。
理科・社会
理科・社会に関しては、基礎知識があれば解ける問題と理科社会が好きで、教科書やテキストに書いてあること以上に、自分で調べるなどして勉強していないと解けない問題があります。
まず、出題される教科書の範囲の言葉は確実に覚えることが重要です。
また理科ではその年に起こった理科の分野に関する時事問題が出題されまる年度もあります。(第1回本校入試)
この部分は勉強だけをしていると得点することが難しくなります。
小学5年生のお子さんがいらっしゃるご家庭は、日ごろからニュースなどを見て気象情報や世界で起こっている病気などお子様にできるだけ多くの情報に触れさせてあげてください。
まとめ
本日は佐久長聖中学校の入試についてご紹介しました。
来年度佐久長聖中学校の受験を考えているご家庭の皆様!
小学校の勉強は繰り下げ式にどんどんと学習が速くなっています。
今から佐久長聖中学校入試の対策をすることで、お子様の勉強環境を受験モードに変えていきましょう!
現在、個太郎塾佐久市岩村田教室では小学校6年生の佐久長聖中学校受験生の募集は終了しています。
小学校5年生以下で、佐久長聖中学校の受験に少しでも興味のあるお子様、その保護者の皆様。
個太郎塾佐久市岩村田教室にご相談ください。
長野県佐久市岩村田にある個別指導塾『個太郎塾佐久市岩村田教室』
営業時間:15時から21時(月・日曜日定休)
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