海外と日本の幼児教育について
こんにちは。長野県佐久市の個別指導塾『個太郎塾 佐久平教室』の秋山です。
幼児教育を行いたい!とお考えの皆様。
海外での幼児教育についてご存じでしょうか?
海外では日本とは違った教育が行われています。
今回はそんな海外での幼児教育についてご紹介したいと思います。
海外での幼児教育
現在、海外では様々な幼児教育が行われています。
幼児教育への取り組み方は国によりそれぞれですが、そんな中で私がこの国の幼児教育がおススメだ!というところを紹介していきたいと思います。
フィンランドでの幼児教育
フィンランドはOECD(経済協力開発機構)が実施している学力調査で高得点を維持しています。
そのため世界から教育という面で注目を集めています。
では、なぜ学力調査で高得点を維持できているのでしょうか。
それは教育方法や教師の待遇、カリキュラムの横断的なテーマによるプロジェクト型学習(日本の総合の授業と似たもの)など様々な理由があります。
このように、学習面が進んでいるフィンランドではどのような幼児教育が行われているのでしょうか?
フィンランドは保育園のほかに、年長児に対して就学前教育が行える就学前教育学校というものが存在します。
ここでは数学、自然、芸術、文化について学ぶことができます。
その内容としては遊びを重視した活動となっています。
この教育では保護者の方の協力が重要となっています。保護者の方と先生がよく話し合ったうえで教育を行っていくものになっています。
イタリアでの幼児教育(レッジョ・エミリア教育)
イタリア北部にレッジョ・エミリアという都市で実践されたことから名前が付いた、レッジョ・エミリア教育ですが、この教育は子どもの可能性・主体性を最大限発揮させるための活動を行っています。
子ども一人一人にあった教育を実践できるということで、世界で最も先進的な教育方法と称されることもあります。
この教育方法の主なポイントとしては、
保育者を、芸術を担当する「アトリエスタ」と、教育を担当する「ペタゴジスタ」の二人の保育者が協力して支援を行っています。
ここでは子どもと相談しながら、言葉、絵、音、身体活動などの表現活動を支援しています。
またこのような活動している子供たちの様子を写真や文字などの記録で残し、その記録を子どもや保護者に共有しています。こうすることで保護者の方により詳細な子どもの様子を共有できるというメリットがあります。
海外と比べた日本の幼児教育
海外と比べると日本の幼児教育は共存という部分に重きを置いている者が多い印象です。
小学校受験などでもコミュニケーションや、輪を乱すことなく生活できるかという点が重要視されています。
逆に欧米などの国では1人1人の個性に注目し、そこを伸ばしていくという部分に重きを置いています。
しかし現在日本では、レッジョ・エミリア教育を実施する保育園や幼稚園もあります。その他にも、海外で生まれた幼児教育を実践している保育園や幼稚園は、現在沢山あります。
皆様のお子様にはどんな幼児教育が適しているか見極め、自分の子供にあった幼児教育を実践することが幼児教育の重要なポイントとなってきます。
まとめ
今回は海外の幼児教育についてお話いたしました。
日本と海外の幼児教育の違いを理解しながら、皆さんのお子様に適した幼児教育を実践してみてください。
『個太郎塾 佐久平教室』では小学校低学年の児童も取り組んでいる「算数・数学パズル道場」を毎週土曜日の午前中に開催しています。
パズル道場では算数、数学の思考力を底上げし、今後受験や生きる上で必要となってくる「考える力」を身につけることができます。
日程や詳細について気になる方がいましたら個太郎塾 佐久平教室までお問い合わせください。
長野県佐久市岩村田にある個別指導塾『個太郎塾佐久平教室』
営業時間:15時から21時(金・日曜日定休)
〒385‐0022 長野県佐久市岩村田936‐6 TEL:0267‐88‐7861