小学校受験について③ 私立小学校のメリット・デメリットとは?
こんにちは、
【受験指導の専門家】長野県佐久市の個別指導塾『個太郎塾佐久平教室』の眞島です。
2024年4月に、佐久市初の私立小学校『サミットアカデミーエレメンタリースクール佐久』が開校予定ということで、最近では小学校受験のご相談を受ける機会が増えてきました。
地元で人気の佐久長聖中学高等学校の附属小学校ということで、説明会には佐久市内だけでなく、県内県外から多数の参加があり、厳しい入試になることが予想されます。
ということで、小学校受験についてシリーズで解説しているのですが、
今回は、そもそも「皆さんは何で私立小学校に行かせたいと思っているのか?私立小学校に行くとどんな良いことがあるのか?」、メリットデメリットについてご紹介します。
私立小学校に通うメリット
高度な教育を受けられるということの他に、多くのご家庭が考えるメリットは主に2つです。
- 教育方針に共感する学校を選ぶことが出来る
- 小中校一貫した教育を受けられる
教育方針に共感する学校を選ぶことができる
家庭の教育方針に合った、または目指したい教育方針を持った小学校を自由に選べるのが私立小学校です。公立小学校の場合、担任の先生によっては保護者の期待する教育が望めないことがあります。
将来、大切なお子様が社会に貢献できる人間になるためには、個性を伸ばし、社会を生きぬく力を育てる教育が必要と考えるご家庭には、私立小学校を選択することで安心を得られると思います。
また、同じように教育方針に共感したご家庭が集まっていますので、保護者間の価値観が近いことから、トラブルの心配は少ないでしょう。保護者面接を通過したご家庭なので、いわゆるモンスターペアレンツはあまりいません。PTAなどの雑務も基本的にはありません。
小中高一貫した教育を受けられる
多くの私立小学校は、建学の精神に基づいて、小中高一貫した教育方針の下に熱意を持って子ども一人ひとりを大切にしています。しつけ・礼儀・思いやりなど道徳教育に力を入れている学校から、勉強・スポーツ・宗教教育に力を入れている学校まで、その特色は様々です。
一貫指導という点では、私立小学校の教員は基本的に転勤がないため、たいていは責任感をもって、生徒と向き合ってくれます。
また、通常、中学高校への進学の際にデメリットとして挙げられる、受験勉強でスポーツを中断することや新たな人間関係に対する不安がないことは、大きなメリットです。
近年、私立小学校はアフタースクールなどにも力を入れている学校が多くなり、色々なニーズに応える面倒見の良さがあります。
私立小学校に通うデメリット
デメリットは主に2つです。
- 学費が高い
- 通学に時間がかかる場合がある
学費が高い
公立小学校と私立小学校の一番の違いは学費です。私立は年間授業料が70万円以上です。さらに、制服や指定のグッズの購入、寄付や積み立てを含めると年間100万円以上かかりますので、公立の7~10倍と見た方がよいでしょう。
通学に時間がかかる場合がある
進学先によっては、電車やバス通学が必要になります。天候によっては、親の送迎が必要になることもありますので、ご家庭によっては負担となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
代表的なメリット・デメリットを挙げましたが、他にも細かいことならたくさん考えられます。
もちろん公立小学校に通うメリットも多数ありますので、ご家庭の教育方針をじっくり固めてから選択することが大切になります。
情報源として、判断する際の手助けとなれるよう、今後も定期的に情報提供していきたいと思います。
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