小学校受験について② どんな試験をするの?
こんにちは、
【受験指導の専門家】長野県佐久市の個別指導塾『個太郎塾佐久平教室』の眞島です。
佐久市初となる私立小学校、『サミットアカデミーエレメンタリースクール佐久』が来年度開校予定です。
先日開催された説明会には多くの参加者殺到し、関心の高さがうかがえます。当教室にも、未就学児をもつ塾生保護者や外部の方から新小学校についての相談を受けることがあります。
前回のブログでは、小学校受験の概要について解説しました。
今回は、小学校受験で行われる試験について詳しく解説したいと思います。
面接
面接は、ほとんどの学校で実施されます。面接の形式は、保護者のみや親子同伴、子どものみなど、学校によってさまざまです。
ご両親の面接では、いかに学校の特色・教育方針を理解しているか、入学してからも学校と連携してお子さまを育てられるような家庭環境かどうかを見られます。
お子さまの面接は、家庭、幼稚園・保育園のことが中心ですが、行動観察の途中で一人ひとりに質問があったり、個別に別室に呼ばれてテストと同時におこなわれたりと形式も多岐にわたります。いずれも充分な準備とご家庭の意思疎通が不可欠です。
ペーパーテスト
多くの学校でおこなわれる「ペーパーテスト」は、「記憶」「知識」「言語」「数量」「構成」「知覚」「推理」の7領域に分かれます。
出題傾向は学校によってさまざまですが、偏った学習になることなく、幅広く多くの問題を解くことが大切です。
行動観察
行動観察とは、入学後に落ち着いて授業を受けられるかなど、お子様の様子が見られます。
試験当日は、ほとんどのお子さまが初対面です。その中でみんなといっしょになってゲームをしたり、グループになって何かをつくったり、与えられたものを使って自由に遊んだりといった課題が与えられます。
お子さま自身が話をしっかり聞けること、自分で考えられること、的確に状況判断ができること、自分の考えを自分のことばで表現できること、などがとても大切です。
絵画制作
絵や制作の課題は、「観察力」、「創造性」、「情緒性」、「巧緻性」などを評価されます。絵の課題は「夏の思い出」「家族の絵」など多岐にわたります。実物を見ながら、写生をする場合もあります。制作では指示の通りの過程で行うこと、道具の使用法なども評価対象となります。
運動テスト
運動テストは、運動神経の優劣をはかるものではなく、年齢相応の運動力と指示の聞き取り能力を見るためのものです。内容は「縄跳び」、「マット運動」、「ボール投げ」、「かけっこ」、「鉄棒」、「平均台」など、ふだんの遊び(幼稚園・保育園、公園などでの遊具)が基本となります。
また「ボール運び」や「玉入れ」など、グループに分かれた競争形式でおこなわれる場合もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
行動観察など聞きなれない言葉が小学校受験ではこれからもたくさん出てきますが、
このブログによって少しでも「小学校受験の不安を払拭できたよ」と感じていただけたら嬉しいです。
個太郎塾佐久平教室では、小学校受験でも重要視されている「考える力」を育む算数・数学パズル道場を2023年3月から開講しました。
授業は、「頭を使ってパズルを解く時間」だけでなく、「教具を使ってお友達と対戦する時間」もあり、生徒満足度の高いとても濃い内容をやっております。(自画自賛になって申し訳ないです・・・)
夏休みは、パズルの500円イベントも行っておりますので、
ご興味のある方はこちらをご覧いただきお申し込みください。
長野県佐久市岩村田にある個別指導塾『個太郎塾佐久平教室』
営業時間:15時から21時(金・日曜日定休)
〒385‐0022 長野県佐久市岩村田936‐6 TEL:0267‐88‐7861