【プロのテクニック大公開】お子様の可能性を引き出すヒント
こんにちは!【受験指導の専門家】長野県佐久市の個別指導塾『個太郎塾佐久平教室』の眞島です。
夏休みは、新規の入塾生の保護者からお話を伺う機会が多くありました。この時期に来る生徒は、基本的にやる気に溢れていることが多いです。
しかし中には、「お子様のやる気を引き出すことができない」という、学習の悩みをお伺いすることもごく少数ですがありました。
- 成績はビリから数えた方が早いのに、全然勉強をしない・・・
- 宿題をやっているところを見たことがない・・・
- 「勉強しなさい!」ということに疲れた・・・
たしかに、解き方を教えるのは簡単ですが、「やる気」を引き出すのは難しいですよね。
そういうときに、使えるのがコーチングです。
やる気を引き出すコーチング
当教室は、コーチングによる指導を特徴としていますので、今回は、私たちが使うコーチングテクニックを機能させるために必要な要素である「自己基盤」について、保護者の方に注意点を含めてご紹介します。
コーチングが機能するために必要な要素を4つにまとめたものを、「コーチングピラミッド」といいます。下から上に順に「自己基盤」「コーチングマインド」「信頼関係」「スキル」となります。下の要素が上の要素よりも重要とされています。
自己基盤とは、相手の可能性を信じる基盤のことを指します。そこで重要になるのが、自分の可能性を信じられているかどうかということです。
だから、自分の可能性を信じられる保護者のもとで育ったお子様は、自分の可能性を信じられることができ、成果が出るようになるのです。
逆に、お子様と最も関わる機会の多い保護者が、この「自己基盤」が安定していないとどうなると思いますか?
それは、コーチングによって自分のお子様を『できない方向』に誘導してしまうことがあります。
ピグマリオン効果というものを聞いたことがありますか?他社からの期待を受けることで学習や作業などの成果を出すことができる効果のことです。
これから話すのは有名な実験ですので、聞いたことがあるかもしれません。
AB2つのグループに分け、Aグループには「期待」、Bグループには特に何もしません。そうすると、何もしないBグループより期待をかけたAグループの方が、成績が大幅に上がる結果になったというものです。
この実験から、相手の可能性を信じられるかで成果が違うということがわかったのです。
ピグマリオン効果は「教師期待効果」とも呼ばれています。学校の先生も保護者もお子様に期待をかけることで、良い成果を出すことができるのです。
ここで、コーチングの自己基盤に話を戻しますが、親自身が自分を信じられるかどうか
保護者の方で、「自分ができたのだから、この子も大丈夫!」というマインドを持つことが大事になってきます。
自己基盤を持つためのトレーニング方法
ここまで聞いて、「じゃあ、自信がない私はどうすればいいの?」と考えた保護者の方に、自己基盤を持つためのトレーニングをご紹介します。是非、実践してみてください。
「過去にうまくいった、あなた(保護者の方)の経験を書いてみましょう。」
どうですか?
これをやることで安定した「自己基盤」を持ち、お子様のやる気を引き出すコーチングができるようになります。そして、お子様のやる気を引き出すことで、成果を上げることができるのではないでしょうか。
自信がなくなったときはこれを思い出して、また自分の経験を書きだしてみてください。
もっと詳しくお子様の学習について相談したい方は、無料の学習カウンセリング(完全予約制)を行っていますので、下のボタンを押してお申込みフォームからご予約してください。
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