講師のおススメ本『塾に行かなくても勉強ができる子の習慣』
こんにちは。個太郎塾佐久平教室の渡辺です。
本日は医学博士森田敏宏さんの本、『塾に行かなくても勉強ができる子の習慣』をご紹介します!
字が大きく、書き口もやさしいので、20〜30分もあれば読み終えられるボリュームです。そのぶん内容はあっさりしているのですが、いくつかすぐに使えるテクニックもあるので、小学校低学年のお子さんをお持ちのかたにはおすすめです。
勉強ができる子の習慣とは?気になる内容をチェック!
本著は5つの章から構成されていて、東大医学部ドクターとして脳科学の視点(著者は心臓病の専門医なのですが)であったり、東大生たちの統計から、頭のいい子が実際にやっている習慣について紹介されています。
目次
第1章 低学年の間に鍛えておきたい「集中力」の身につけ方(天才になれる子どもとそうでない子どもは、何が違うのか?;勉強ができる子どもほど、「じっくり」ではなく「すばやく」取りかかる ほか)
第2章 東大生もやっていた!学力のベースとなる「基礎力」の高め方(すべての基本である「読む力」「書く力」を鍛える方法;読解力を上げるには読書後の「問いかけ」が欠かせない ほか)
第3章 脳を活性化させる!学力アップを支える「毎日の食事」(脳を活性化させる!本当に効果がある「5大栄養素」とは?;集中力を欠く!最低限注意したい3つの危険な成分とは? ほか)
第4章 低学年から本番に強い子どもになるための「睡眠の習慣」(子どもの体を健全にする3つのポイントとは?;適度な日光浴と運動で熟睡のカギとなる「メラトニン」を操ろう ほか)
第5章 学力が2段階アップする!「毎日続けたい習慣」(「毎朝10分の運動」が脳を活性化させ、成績を押し上げる;運動することが頭の回転が速くなる本当の理由とは? ほか)
森田敏宏『塾に行かなくても勉強ができる子の習慣』目次より
なかでも、第2章にある“学力のベースとなる「基礎力」の高め方”では、学力のすべての基本は国語力であるとしていて、ではその「読む力」「書く力」を鍛えるテクニックが紹介されています。
そのなかのひとつ、
まずは、どんな本でも良いので、なるべくたくさん本を読むこと。
そして、子どもが読み終わったら、「どんなことが書いてあったの?」と聞いてあげるようにしましょう。子どもが本の内容や構成を思い出す訓練になります。
本文引用
という部分は、以前ご紹介したダイアロジック・リーディングの方法と通うところがあると思います。
計算問題の解き方の部分は、速度と正確さの両方を意識して…目標タイムを設定…などなど、塾の授業でも使っているストップウォッチを利用する方法ですが、「目標タイムを切れたら、思い切り喜ぶ(これでさらにやる気のホルモンが出る)」が追加されていて、なるほどなぁ…となりました。
これは少し低学年のお子さんには難しい場合もあるとは思うのですが、高学年くらいになるとゲーム感覚で進められるのでおススメです。
このように、小学校低学年の過ごしかたで学力が決まる!というのが中心となっている内容で、本当に塾に行かなくても良い、と言っているわけではないそうです。秋の夜長の読書にどうぞ。
長野県佐久市岩村田にある個別指導塾『個太郎塾佐久平教室』
営業時間:15時から21時(金・日曜日定休)
〒385‐0022 長野県佐久市岩村田936‐6 TEL:0267‐88‐7861