通信制高校とは?長野県佐久市の学習塾が運営する通信制サポート校「佐久高等学院」① 【不登校】【発達障害】
こんにちは、長野県佐久市の個別指導塾「個太郎塾佐久平教室」の眞島です。
当塾では、『佐久高等学院』という通信制高校学習提携校(サポート校)も併設しております。「通信制高校?」「学習提携校(サポート校)?」と聞き馴染みがない方も多いと思いますので、これから詳しくご説明させていただきます。
通信制高校とは?
高等学校は「全日制」「定時制」「通信制」の3つに分けることができます。
全日制が通常の時間に教育を行うのに対し、定時制は夜間や午後だけなど、特別な時間に教育を行います。
一方、通信制は、「添削指導」、「面接指導」及び「試験」によって教育を行います。
通信制高校の勉強方法
「添削指導」とは、いわゆる宿題のようなもので、自宅で教科書や参考書を見ながら解答し、学校へ提出すると、採点結果に解説も書き込まれて返送されます。この添削指導が通信制の教育の大部分を占めます。
「スクーリング(面接指導)」とは、全日制や定時制の授業と同じ形態ですが、時間数は全日制や定時制よりかなり少なく、添削指導だけでは不十分なところを補うという位置づけです。
「試験」は、文字とおり試験で、これに合格しないと卒業できないことになります。
スクーリングがない学校は大丈夫?
いまの法律では、ネットだけで通信制高校を卒業することは認められていません。つまり、対面によるスクーリングは必須となります。このスクーリングを実施できる場所も、各都道府県で認められた場所(本校・分校・協力校・技能連携施設)だけです。
ですので、スクーリングがない学校は法律に違反している可能性もありますので、お気をつけください。
通信制高校だからできる、不登校生へのサポート体制
通信制高校の生徒のうち、約6割が不登校経験者というアンケート結果があります。一般的な全日制高校では当たり前の「団体行動」「一律な集団指導」といったおしきせの活動は、ペースが合わなかったり馴染めない生徒にとって大変な苦痛です。
しかし通信制高校の特徴である「生徒個人のペースに応じた学習活動」「個別のサポート体制」は、そういった生徒たちにとって自分らしく過ごせる快適な環境といえます。
通信制高校学習提携校(サポート校)とは?
通信制高校は、自分のペースで学べて、自由な時間を持つことが大きなメリットです。しかし、通信制高校への進学はメリットだけでなく、デメリットもいくつかありますのでここでご紹介します。
通信制高校のデメリットをサポートするのが学習提携校(サポート校)
それが、「卒業率」「進路決定率」の低さで、それをサポートできる身近な存在が学習提携校(サポート校)なのです。
学習提携校(サポート校)は、通信制高校の卒業に向けたサポートを行います。単位取得に向けた学習計画の作成はもちろん、一人では進めにくいレポートのフォロー、中には当教室のように大学進学に向けた受験対策を行うところもあります。また学習面だけでなく、メンタル面のケアもサポートします。一人ひとりの目標や悩みに寄り添い、柔軟に対応するのが学習提携校(サポート校)です。
通信制高校学習提携校(サポート校)を「なぜ」塾がやるのか?
2年連続で高校中退!
では、なぜ通信制高校学習提携校(サポート校)を個太郎塾がやっているかですが、ある時期当教室で、高1から高2に上がるタイミングの生徒が二年連続で高校を辞める決断をしたのです。そして、たまたまですが2人とも長野市の同じ通信制高校に入り、長野まで新幹線で通学する(佐久平から長野まで学割定期で1か月約2万円以上)ことになりました。たまたま同じ学校と言いましたが、当時通っても良いと思える学校が少なく消去法で同じ学校になったのだと思います。
不登校訪問専門員
さすがに2年連続で生徒を見過ごすことになったので、不登校問題は私の一大関心事になりました。
まずは不登校について深く知ることが大事と考え、【一般社団法人ひきこもり支援相談士認定協議会】の『不登校訪問専門員』の資格を取得しました。そして、不登校の原因が学校生活だけでなく親子関係や障害も関係していることを知りました。
八洲学園大学国際高等学校との出会い
次に長野市まで時間とお金をかけて通わなくても良くなるようにと、評判の良い通信制高校はないかとネットで調べていたのですが、その時に楽しそうな南国の映像が目に留まりました。それが『八洲学園大学国際高等学校』だったのです。
しかし場所は沖縄県!
「うちの生徒には無理だ・・・」と諦めかけた時に、「短期集中スクーリングによる日本初通信制高校」とあり、一年に一回だけ沖縄に行くのなら生徒の負担も家計の負担は少ないのではないかと、考えを改め直しました。
そしてなんと、そこでは学習提携校(サポート校)も募集していたのです。
とういことで、通信制高学習提携校(サポート校)を塾に併設させることにし、『佐久高等学院』が誕生したのです。
長くなりましたので、次回は八洲学園大学国際高等学校と、学習塾(私)がやることで、生徒にとってどんなメリットがあるかということについてお話します。
長野県佐久市岩村田にある個別指導塾『個太郎塾佐久平教室』
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