芦田愛菜さんの読書遍歴に学ぶ!『まなの本棚』
みなさんは、女優の芦田愛菜さんをご存知ですか。3歳から芸能界に入りさまざまなドラマや映画に出演、私生活では東京都内の難関私立中学校に複数合格して慶應義塾中等部に入学…と、目を見張るような経歴の持ち主です。
そんな芦田さんはとにかく読書が大好きで、年間300冊を超える本を読むのだとか。本を読むだけならまあ…とも思ったのですが、驚くべきはその内容でした。
この『まなの本棚』という本には、中学生時点での芦田さんのお気に入りの本たちが多数紹介されています。ミステリであったり児童文学であったり、絵本や漫画であったり図鑑であったり…かと思ったら、日本書紀や源氏物語、曽根崎心中やら南総里見八犬伝、福翁自伝、坊つちやん…シャーロックホームズに赤毛のアン……それはもう多種多様なのです。
この、偏らないでいろいろ読む、というのは実はとても大切なことで、知識獲得のほか、さまざまな視点で物事を見つめる上でも重要です。作者やジャンル、国や時代…偏ってしまうと、その分野の文章はとてもよく読めるのに、それ以外の文章はからきし読めない、ということがあったりもします。
なかには中学生には少し難しいのでは…という本もあるのですが、芦田さんは本書のなかで「小さい時に目にしていたものも少し成長してから読み返してみると、全然印象が変わっているーー。そしてそれも読書の楽しみが尽きないところじゃないかなって思うんです」と語っています。ぜひみなさんも、いろいろな本を楽しんでみましょう。今は難しく感じても、もしかしたら成長したときにハッと気づく何かがあるかもしれません。
朝読書の本を探していたら、この本のなかから探してみるのもオススメです。iPS細胞で有名な山中伸弥教授や小説家の辻村深月先生との対談もありますよ。(M)
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