選択問題の解き方②
前回は、選択問題は必ず消去法で解こう!というお話でした。今回は、「じゃあどうやって偽物の選択肢を消して行けばいいの?」というお話です。
そもそも偽物の選択肢はどうのようにして作られているのか。それは大きく分けて3パターンあります。
①反対の言葉に変わっている
ある⇄ない、良い⇄悪い、のように分かりやすく反対の言葉にしているものから、本文中で対立するように書かれている別の言葉(日本⇄海外、資本主義⇄社会主義、など)に変わっていたりします。
②過剰表現
本文中に書いていないにも関わらず、「すべて」「〜に関して」「必ず」「絶対」のように範囲を拡大していたり逆に狭めていたり、誇張していたりします。本文とよく見比べないと分かりづらい選択肢なのですが、こういった表現が入っている選択肢にはあらかじめ注意を払うようにしましょう。
③無関係な話題
本文に書いてある内容であったり、常識として正しいものであっても、設問の答えとしてはそぐわないもの。そもそもこの問題に関係ないのだから真っ先に消せる、と思うじゃないですか。これが説明文のようなちょっと難しい言葉で書かれている文章だと、なぜか探しづらかったりするんですよね。
こういった偽物の選択肢を正しく消していくことで、正答が最後に残るように作られている、それが選択問題なのです。そのために皆さんがまずやっておくべきなのは、文章を読み始める前にまず設問をチェックしておくこと。特にこの選択問題においては②過剰表現があるのか、よく出てくるキーワードはどれなのか、あらかじめ確認してから本文を読むことで、事前準備なく読み始めるよりもずっと内容を理解しやすく解きやすくなるのでやってみてください^^(M)
長野県佐久市岩村田にある個別指導塾『個太郎塾佐久平教室』
営業時間:15時から21時(金・日曜日定休)
〒385‐0022 長野県佐久市岩村田936‐6 TEL:0267‐88‐7861