暗記しない漢字の覚え方
国語のテストに立ちはだかる壁、漢字問題。結構苦手な方、多いんじゃないでしょうか?
国語が苦手という生徒さんは特にですが、「読みはできるけど、書けない…」というパターンは結構あります。僕の担当していた生徒さんも数名いましたし、中学の頃の僕もそうでした。
そして、漢字が苦手な生徒さんがやりがちな勉強法は、ひたすら暗記をすること。
それで覚えられるなら構いませんし、勉強法は一人一人違うと思うので、絶対にダメだとは言いません。ですが、膨大な数がある漢字を片っ端から暗記しようとすると、大抵の場合限界が来ます。
また、そもそも漢字問題を捨てる生徒さんもいます。確かに1問ごとの配点は低いですが、読みと書きを合わせるとだいたい10点くらい。後ろの文章題が不安であれば、この10点は取っておきたいですよね。
そこで今回は、暗記に頼らない漢字の覚え方をご紹介したいと思います!
その方法は、「言葉の意味から推測する」こと!
基本的に漢字には部首がありますよね。部首は、意味によって分けられていることがほとんどなんです。
例えば、
扌(てへん)は体に関するもの、
氵(さんずい)は水に関するもの、と言った具合です。
また、漢字問題で聞かれるものに熟語がありますよね。その熟語も、似た意味を持つもの同士や反対の意味を持つ漢字で構成されていたりします。
例えば、『キョヨウする』という熟語。答えは『許容』ですが、この熟語は「ゆるす」という訓読みをする「許」と、同じように許すという意味の「容認」という熟語に使う「容」で構成されています。そして、この許容という熟語の意味は「許して認めること」です。同じ意味の漢字がくっついた結果、意味も同じになっていることがわかるかと思います。
このように、暗記していなくともしっかり頭を使うことで書けるものになっています。
丸暗記しようとして覚えられなかった方、1度試してみてはいかがでしょうか? (S)
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