新年に向けた目標設定ワーク
1. なぜ「目標設定」は子どもの学習に効くのか
1月は子どもにとって気持ちをリスタートしやすい時期です。学習において「何のために勉強するのか」という目的意識がある子は、指示されなくても自分で動けるようになります。さらに、目標設定は自己肯定感を育てる効果があります。自分で決めたことを達成できた成功体験が、「やればできる」という自信になるからです。
2. ダメな目標と良い目標の違い
ダメな目標例(一見良さそうでも効果が薄いもの)
- テストで頑張る
- 勉強をたくさんする
- 算数を克服したい
これらは抽象的で、行動に落とし込めず、振り返りもしにくい目標です。
良い目標例(すぐ行動につながるもの)
- 1日15分、英単語の暗記をする
- 冬休み期間中にワークの計算問題を20ページやる
- 国語の文章読解で8割以上正解する
これらは行動が具体的で、できた/できなかったが明確です。
3. そのまま使える目標テンプレート
次の形に当てはめるだけで、目指すところが明確な・いい目標になります。
- 「〇〇を××分」
例:英単語を15分、音読を10分、計算練習を15分 - 「△△で▲▲点以上」
例:漢字テストで9割以上、算数の小テストで80点以上 - 「□□を●●までに終わらせる」
例:冬休みドリルを1/8までに完了
親御さんは「どの型で目標を立てる?」と問いかけるだけでOKです。
4. 家庭での対話のコツ
目標設定は「親が与える」のではなく、「子どもが決める」ことが重要です。次の質問を使ってみてください。
- 今できるようになりたいことは?
- 先月できなかったことは?
- どれくらいなら毎日続けられそう?
- どうやって達成できたことを自分でチェックする?
もうひとつ大切なのは、目標達成の成果だけでなく、過程(努力・継続)を認めてあげることです。
「毎日続けたのがすごいね」
「時間を決めて取り組めたね」
こうした声掛けは、子どもの自信を確実に育てます。


