就活体験談
本日は講師(大学4年生)が就活体験談をお話するとともに、大学進学を目指す佐久地域の高校生が今やるべきことや心構えについてお話します。
まず、大学3年生の夏休みに志望企業・業界についての理解を深めるために1DAYのインターンシップに参加しました。自分のやりたい仕事と志望する企業や業界とのミスマッチを防ぐためにもインターンシップには積極的に参加しましょう。企業によってはインターンシップの参加者は本選考での筆記試験免除など優遇されることもあります。また、2025年卒からはインターンシップでの学生の情報を本選考で利用することが解禁されます。就活の早期化がより進み大学生活をどのように送るのかが重要になります。そのため、自分の志望する大学は就活支援が充実しているのかなど確認することが重要です。大学のホームページでも確認できますが、オープンキャンパス等に参加して実際に大学職員や学生に質問する機会を得ることも大切です。
3年生の冬休みごろから本格的に採用選考が始まります。ほとんどの企業で最初にエントリーシート・履歴書の提出と筆記試験があります。エントリーシートには学生時代に取り組んだことや志望動機に加えて企業独自の質問があります。したがって、自分が学びたいと思う学問が学べる大学ややりたい活動ができる大学を選ぶことが重要になります。
筆記試験はネット上で回答する形式が多く、問題の難易度は中学から高校レベルです。したがって、中学や高校でテストが終わったらすぐ忘れるということを繰り返すのではなく、記憶に定着するように何度も問題を解くといった学習をしておくことが後の就活で活きてきます。
エントリーシートや筆記試験を通過すると面接になります。企業にもよりますが、1次、2次、最終面接の順に進むことが多いと思います。面接は主に大学時代のことを話すことが多いですが、他にも企業理解を深めておくことで志望度の高さをアピールできます。推薦入試で大学進学を目指す高校生も志望する大学について深く調べるということは基本になると思います。
大学進学を目指す高校生が心構えておくことは大学合格はゴールではないということです。なんとなく大学を選ぶのではなく、自分のやりたいことを考えることが大切です。そして、自分の学びたい学問が学べることやりたい活動ができるかなど、志望する大学についてよく調べ、充実した大学生活が送れるようにしましょう。後の就活にもそういった経験が必ず活きてきます。