字の上手・下手より大事なこと。数学につまずく子の共通点
「字がきれいな子は数学が得意」
そんなイメージをお持ちの保護者の方も多いかもしれませんが、実際の指導現場では、字の上手・下手と数学の成績に強い相関はほとんど感じません。
ただし、これは経験上はっきり言えることがあります。
それは、
- 筆圧が弱く、字が薄い
- 字が極端に小さい
- 全体的に雑で読み返しにくい
こうしたノートを書く生徒は、学習のどこかで確実につまずいているということです。
ノートを見れば、つまずきが見える
私自身、生徒のノートを日々見ていますが、同じように感じることが多々あります。
特に数学では、
- 式が薄くて見落とす
- 小さすぎて符号や数字を読み間違える
- 途中式を見返したときに、どこで変形したのかわからない
といったミスが頻発します。
字が薄かったり小さかったりすると、
「考える」以前に「見間違える」「確認できない」状態になりやすいのです。
これは理解力や才能の問題ではなく、単純に学習環境の問題です。
大きく・濃く書くだけで、ミスは減る
逆に言えば、改善策はとてもシンプルです。
- 少し大きめの字で
- はっきり濃く書く
これだけで、
- 計算ミス
- 符号ミス
- 書き写し間違い
といった「もったいないミス」が驚くほど減る生徒も少なくありません。
実際、字を大きく濃く書くよう意識しただけで、
テストの点数が安定し始めた生徒もいます。
勉強が苦手な子ほど、字の書き方を見直そう
数学が苦手な場合、つい「理解力」や「才能」に目が向きがちですが、
実はその前に見直すべきなのが、ノートの書き方です。
- 字が薄くないか
- 小さすぎないか
- 後から見返せるか
この視点でノートを見るだけでも、学習改善のヒントが見つかります。
もしお子さんが数学でつまずいていると感じたら、
「もっと考えなさい」ではなく、
「もう少し大きく、濃く書いてみようか」
そんな声かけから始めてみてください。


