【話したくなる】1メートルから地球の大きさ(半径)を求める
NHKのチコちゃんに叱られる!で、「1メートルってなんの長さ?」の問題がありました。
番組の中でも説明がありましたが、それまで国によって長さの単位がばらばらでとても不便だったので、国際的に共通な長さとして決められたのが1メートルです。
その決め方は、簡単に言うと、1メートルは地球の一周の4,000万分の1の長さと決めました。
従って、地球の一周は、1メートルを4,000万倍した、4,000万メートル = 4万キロメートルになります。
地球の一周が分かると、
円周 = 2π × 半径
半径 = 円周 ÷ 2π
の式を使って地球の半径を求めることができます。
具体的に計算すると、
4万キロメートル ÷ 2π = 6,366キロメートル
となります。
このように、1メートルから地球の大きさ(半径)を求めることができます。
では、次に地球の重さはどうやって求めるのでしょうか。これは別な機会に紹介することとします。
ちなみに、冒頭の「1メートルってなんの長さ?」に対するチコちゃんの回答は、
「2億9,979万2,458分の1秒の間に光が真空中を伝わる長さ」です。
科学技術が進み、1メートルをより正確に決める必要があり、現在では真空中の光の速さを基準にして1メートルを決めています。
(講師 K)
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