【英語4技能学習法】①スピーキング
英語の4技能「話す」「読む」「聞く」「書く」の中で、学校の授業で扱いが少なく勉強の仕方が特にわからないのが、「話す」=「スピーキング」ではないでしょうか。今後大学受験や高校入試でどのように試験されるのかわかりませんが、これから入試で必要とされるスキルです。
そこで、今回はスピーキング学習法「パラレルリーディング」「シャドーイング」の2つを紹介します。
なかなか身に付きづらい会話における「イントネーション」や「強弱」などを理解するのに効果的な学習法です。
どちらも基本的には音読ですので、中高生(小学生)にも簡単に取り組めると思います。ぜひ試してほしいと思います。
①パラレルリーディング
ある程度まとまった量の長文を見ながら音声と一緒にリピートしていく音読です。
音読との違いは、音声と同じスピードで読むことです。まとまった文章を読むので、日本人では難しいイントネーションや強弱、リズムをつかむのに効果的です。
やり方は、
1.文章に目を通す
※句・節で区切る(スラッシュリーディング)ことを意識する→中3より下の学年の方は最初はここを無視して大丈夫です。
2.音声と一緒に読む
3.繰り返す
まずは5分程度の練習から始めましょう。最初は短い文章で、句・節ごとに音声を止めてやってみましょう。
最初は10秒くらいの文章でも戸惑うかもしれませんが、10秒くらいなら5分くらい練習すればスラスラ読めるようになります。
②シャドーイング
シャドーイングとは簡単に説明すると、文章を見ずに音声より2語~3語遅れて音読することです。同時通訳の訓練方法でもあり実はかなり高度なスキルが必要です。
しかし、せっかくパラレルリーディングをやるなら、その先のシャドーイングも一緒にやることをお勧めします。
やり方は、
1.リスニング
全体のイメージをつかむ
2.マンブリング(小さな声でブツブツつぶやく)
音声に意識を置きつつ、英語を口に出すことに慣れる段階で、ここで上手くできなくても気にしないでそのまま続けましょう。
3.本文の意味を把握する
わからない単語は辞書で発音を確認する
4.パラレルリーディング
ここでは、スピードについていくことが大事です。
5.プロソディシャドーイング(音に意識を集中したシャドーイング)
テキストなしではっきりした声でシャドーイングする。
6.コンテンツシャドーイング(文章の意味に意識を集中したシャドーイング)
音ではなく、意味の流れを追いながらシャドーイングしましょう。ここでは、音の正確さより意味理解に集中する。
シャドーイングはかなり高度なスキルが必要とされる気がしますが、早いうちからこういった訓練法を取り入れることで、きっと英語の上達が早まるでしょう。
「自分には無理」と諦めずにまずは取り組んでみることが大事です。
そして1年後の自分(お子様)の姿を想像して、継続してみましょう!!
これはかなりお得な情報ですよ♪
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