【成績アップの実例】志望校:小諸高校のYくんの場合
Yくんは志望校が小諸高校、3年生の夏の成績は5教科160点ほどでの入塾でした。なかでも足を引っ張っていたのは国語。他の教科は30〜良くて50点台くらいをうろうろしているのに、国語だけは20点以下でした。
しかしこのYくん、読書は比較的好きなようで、いつもシリーズもののラノベ(ライトノベル)を持ち歩いています。一体どうして国語の点数が低いのでしょう?
そこでYくんは塾で国語と数学の授業をとることになりました。ああ言えばこう言うタイプなので、レスポンスも早く、ちょっとズレた解答がどんどん飛び出してきます。しかしとても素直に宿題や課題に取り組んでくれていて、徐々にですが定期テストの点数も上がっていきます。
そしてそんなYくんはなんと…半年後の入試で、国語が5教科のなかでの最高得点、87点を叩き出してくれたのです!
正直を言うと、国語は成績を上げるのがとても難しいとされている教科で、入試に間に合うかは一か八かでした。それでも国語を継続的に受講してもらったのは、本人の強い希望と、他の教科の解答を見て、文章題の正答率がいまいちだったことからでした。
Yくんはいつも読書をしているのに、どうして?と思われるかもしれません。そこにはこんな理由がありました。
まず、同じ作者の書いた同じシリーズの本…これは、その作者の本だけは読める「クセ」がついてしまう原因だったのです。そこで、その本を禁止…はせずに、とにかく国語の授業で他の作者の文章にどんどん触れてもらいながら、読解の方法を学習していきました。これは、同じシリーズを読んでいると出てこないような漢字や表現の学習にもなります。
もちろん並行して、偏った漢字や言葉の知識を毎回の宿題とテストで入試向きにアップデート、他の作者の文章も正しく読めるように力をつけていきます。
最初は中学1年生レベルの文章から始めて、ある程度読み方の基礎がわかったら少し難易度を上げて2年生のレベルへ、それもできるようになったらもっと難しい3年生レベル…そして最後は入試の過去問…たまにこっそり難関レベルの問題集の内容…と進めていきました。
書き出していくととても単純なことなのですが、これだけの内容を自分だけ・あるいはおうちの力で計画して進めていくのはとても大変だと思います。毎週、決まった曜日に通い続ける塾だからこそ、勉強の進み具合や成績をマネジメントして志望校合格レベルまで引き上げていくことができました。
そしてその結果、他の教科でも文章題の正答率は上がり、見事第一志望校にストレート合格!高校卒業後もたまに教室に顔を出してくれ、将来の夢に目がけて頑張っている様子を教えてくれます。(M)
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