【必勝高校受験②】実際どのくらいの点数で入れるの?言ってはいけない合格点の真実【公立編】~長野県の人だけ見てください!!~
前回はこれから受験生になる生徒保護者に向けた一般的な志望校の選び方をお話ししました。今回は、教室がある長野県佐久市の生徒保護者に向けたお話しをさせていただきます。
保護者生徒にとって最も興味があるのが
―「実際どのくらい点取れば入れるの?」ということです。
この質問に対して私の回答はいつも一緒です。
―「受験すればほとんどの子が入れます」です。
事実、近年の長野県公立入試(特に佐久周辺)に関して言えば、厳しい学校で倍率1.02倍(160~200人で7・8人くらいしか落ちない)程度ですので、本番で万全の体調で臨めばほぼ落ちない入試です。そして中学校の進路指導では落ちないことを最も重視して受験校選びを行います。
もう少し詳しく中学校での受験校決定までの流れを説明すると、
①夏休み前に三者面談を行い、生徒保護者の高校への希望をヒアリング。夏休みに開催される高校見学の参加を促す。この時点では、入れる入れないはほぼ話しません。(実力とかけ離れていれば少しだけ現実的な話をすることがあるかも・・・)
→この時点では人気校の倍率は2倍以上だったりします。
②冬休み前の三者面談で、具体的な志望校について学校の成績である「中3内申点」と総合テストから判断する「得点力」の二つの観点から合格の可能性について話があります。この時点で、志望校をあきらめて受験校を下げる生徒が多数います。
→人気校では例年50~100人程度の志願者減が起こります。
③冬休み明けの総合テスト2回で最終的な受験校を判断します。このとき、必要があれば三者面談などで学校に呼ばれることもあります。
→人気校でもほぼ1倍になり、受ければほぼ受かる入試が完成します。
それでは、この受験校決定に大きく関わる総合テストについて説明します。総合テストは長野県独自の形式です。長野県では、中3の2学期以降のテスト範囲は、その時点までの既習範囲すべてに変わります。つまり、中2までの決められた単元の理解度を測る定期テストより入試本番に近い形式になるのです。それによって、入試本番に近いテストを行い、より正確に合否を判断する材料とされます。「総合テストで点が取れないなら入試でも取れない」ということです。(しかし、入試までまだまだ時間があるため緊張感を保てない中3生にとっては実力を発揮できないことが多く、意に沿わない進路選択をするケースがあります。)
長くなってしまったので、次回は総合テストで具体的に何点取ればどの高校に行けると判断されるのかを紹介します。
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