【定期テスト対策】理科 新しい教科書でどう変わる?
新教科書によって出題様式が様変わりした定期テスト
2021年4月から中学校で教科書が変わり、各教科で重要視される観点が変わりました。それに伴って定期テストで出題される内容や発展的な問題の出題割合も大きく変わったので、改めて各教科ごとにまとめたいと思います。
理科で問われる力
新教科書では、実験や観察の仮説を立てたり、実験結果をさらに発展させる対照実験の方法を考えたりと、考え方のプロセスが重視されるようになりました。「思考・判断・表現」と位置づけられた問題も、多くが実験や観察をベースとしつつ、基本的な知識を問う内容のため、他教科に比べて「知識・技能」が重視されている教科ということができます。そのため、定期テストで大きな変化はなく、用語記述問題が大半を占める問題構成となっています。
出題のメインは「知識・技能」
教科書や授業で扱う実験・観察は限られていて、アレンジしにくいので、出題のパターンはつかみやすい。そのため資料集をベースにした学習が鉄則。よく出る問題を繰り返し解き、知識の定着を図ることが高得点に直結します。
理科の思考力問題は対話形式が主流
考え方のプロセスが重視されるようになったため、定期テストでの思考力を問う問題は対話形式が増えています。文章量は多いですが、基礎的な内容を問う問題が中心。前後関係を読み取る読解力が求められます。「何を答えるのか」を読み取れるように、普段から問題文をよく読む習慣をつけることが大切です。
「思考力・判断力・表現力」は入試で問う?
思考力を問う問題は自作しづらいこともあり、あまり定期テストでは出なそうです。入試問題を少しアレンジするなど設問を工夫することで、定期テストレベルまで解きやすくしています。初見で思考力問題を解くことは難しいので、高得点を狙う場合は、入試問題もチェックすることが大切です。
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