中学受験を考えるなら、小3の冬が“はじめの一歩”― 「勉強の型」と「考える力」を育てる季節 ―
中学受験というと「小4から始める」という印象をお持ちの方が多いと思います。
しかし実際には、小3の冬から“学びの土台づくり”を始めたお子さまほど、その後の伸びが大きいのです。
この時期に焦って受験内容を先取りする必要はありません。
大切なのは、「勉強っておもしろい」「考えるって楽しい」と感じられる経験を積むことです。
なぜ“小3の冬”が大切なのか
小学校3年生の冬は、学習内容が一段階深くなる節目の時期です。
この時期に、
- 学習への集中力がついてくる
- 自分の考えを説明できるようになる
- 「理解」よりも「暗記」で乗り切る癖がつくかどうかが分かれる
といった、重要な発達の変化が起こります。
つまり、「考える習慣」を身につける適齢期が小3の冬なのです。
いきなり受験勉強はNG。大切なのは“学びの型”づくり
小3の冬にすべきことは、「受験問題の練習」ではありません。
それよりも、次の3つの力を育てることが大切です。
- 集中して聞く・考える力
授業や問題を途中で投げ出さず、最後まで考え抜く習慣をつける。 - 言葉の力・読解力
文章を正しく読み取り、自分の言葉で説明する力を養う。 - 数量感覚・空間認識力
算数の基礎となる「数のセンス」「図形をイメージする力」を鍛える。
これらが自然に身につくと、4年生からの受験学習が無理なくスタートできます。
個太郎塾の冬期講習― “考える力”を育てる特別プログラム ―
個太郎塾の小学生冬期講習では、小3のお子さま向けに「考える力」と「学びの型」を育てるプログラムを用意しています。
- 算数:文章題や図形パズルを通して、思考の手順を練習
- 国語:短い文章を読み取り、自分の言葉でまとめる練習
- 算数数学パズル道場・速読解力講座とのセットも人気です
勉強を「できる・できない」で終わらせず、
“考えるプロセス”を楽しむことで、自然に理解力と集中力が伸びていきます。
「準備の早さ」は“余裕の差”になる
小3の冬に始めたお子さまは、4年春にはすでに「学習習慣」ができています。
新しい単元にも抵抗が少なく、応用問題にも取り組む余裕が生まれます。
この「余裕」が、のちの受験勉強で大きな支えになります。
焦らず、でも今のうちに“正しい方向”で始めること。
それが、中学受験を前向きに乗り越えるための最初の一歩です。
まとめ
中学受験の準備は、「小4から頑張る」ではなく、
「小3の冬から“考える力”を育てる」ことが成功の秘訣です。
個太郎塾の冬期講習で、
受験に向けた第一歩を、楽しく、確実に踏み出していきましょう。





