【長野県の中3生へ】総合テストで数学の点数が下がる理由と、その対策法
こんにちは。個太郎塾佐久市岩村田教室です。
この記事を書いているのは8月、まだ夏休みの真っ最中ですが、休み明けには中学3年生にとって最初の「総合テスト」が始まります。このテストは、志望校を決める上で非常に重要な資料になります。
今回は、総合テストの中でも特に点数が下がりやすい「数学」について、失敗の原因とその対策をご紹介します。
総合テスト数学で点が取れない最大の理由とは?
総合テストが始まると、毎年のように
- 「5教科で100点下がった」
- 「ある教科で1ケタの点数をとってしまった」
というお悩みを持ってご相談に来るご家庭が増えます。中でも目立つのが「数学の点数低下」です。
生徒に理由を聞くと「ケアレスミスをした」という答えが多く返ってきますが、実はそれ以上に大きいのが 「時間配分の失敗」 です。
時間配分で失敗しないための4つの戦略
当教室では、総合テストの数学で実力を出し切るために、次のような戦略を指導しています。
① 問題を解く順番を工夫する
得意な問題を確実に解くことが、テストでの得点力アップにつながります。
「どの大問にどんな問題が出るのか」という傾向と、「自分がどこで点が取れるのか」を把握しておけば、大問1の後に大問4を先に解く、といった作戦が可能になります。
時間切れで解けるはずの問題を残してしまうことを防げます。
② 各大問の①②だけを解く
特別な得意分野がない場合は、「各大問の最後の問題は難問なので最初から飛ばす」という戦略も有効です。
難問に時間をかけるより、確実に得点できる問題に集中しましょう。
そのためには過去問分析が不可欠です。
③ 大問3(関数問題)を捨てる勇気
関数は8月の総合テストでは最も難易度が高い分野の1つです。
この問題に20分近く費やすなら、その時間を他の得点源に使った方が合計点が上がる場合も。
ただし、日々の勉強では関数から逃げないことが大前提です!
④ 設問の関連性を利用して時間短縮
数学の大問には、①の結果を使って②③を解くといった構成が多いです。
「①がわからないから②も解けない」と決めつけず、問題作成者の意図に沿って設問全体の流れを意識して解くと、意外と簡単に正解にたどり着けることもあります。
よくある思い込みにも注意!
テスト対策の指導でよく耳にする誤解を紹介します。
「証明問題は難しい」は勘違い!
実は、夏の総合テストに出る証明問題の多くは「合同」に関する基本的な問題。
中堅以上の生徒は5割以上が得点できる内容なので、ここはしっかり取りに行きたいところです。
「分数・小数=難しい」も大間違い!
これも数学が苦手な生徒によく見られる思い込みです。
実際にはコツをつかめばすぐに克服できます。教室でも短期間で得意分野に変わった生徒が多数います。
過去問の使い方がカギ
テスト対策で一番大切なのは「過去問をどう使うか」です。
個太郎塾では次の3ステップをおすすめしています。
▼ 過去問演習の流れ
- 制限時間ありで解いてみる
(自宅でやる場合は5分ほど短くしてプレッシャーを再現) - 時間無制限で解く
(じっくり考えて、どの問題なら解けるかを確認) - 最適な順番を決める
(どこで得点し、どこを捨てるか、自分だけの戦略を考える)
自分で対策できないときは塾を頼ろう
「過去問が手に入らない」「どの問題から解けばいいかわからない」
そんなときは、塾のサポートを活用しましょう。
個太郎塾佐久平教室では、学校ごとの過去問演習と個別戦略の立案を行い、直前期でも最大限の実力が出せるようにサポートしています。
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