【中学1年生】中学校のテストって小学校とどう違うの?
この春、中学校へご入学された新1年生の皆さま、ご入学おめでとうございます。これからの中学校生活が実り多きものになりますよう、個太郎塾スタッフ一同応援しています。
さて、浅間中学校・東中学校をはじめとする市内各中学校では、5月に「1学期中間テスト」が行われます。
これまで皆さんが通っていた小学校のテストは「速さ」や「海の命」のように単元ごとに行われていました。だいたいの単元は授業5回ぶん程度なので、学習してから割とすぐにテストがあることが多かったと思います。(担任の先生によって異なります。まれにいくつも単元が終わってからまとめてテストする先生もいます)
そして、ほとんどがカラーで印刷された、教科書会社のつくったテストを使っていたことでしょう。
ところが、中学校のテストではまず回数が異なります。
中学校のテストはおおむね一学期に2回、そのときまでに授業で取り扱った内容ほとんどすべてがテスト範囲となります。
だいたい5月中旬に中間テスト、7月初めに期末テストがある学校が多いでしょう。となると、だいたいのテスト範囲は1ヶ月半分の内容になっているので、1ヶ月以上前に勉強した内容もちゃんと覚えていないと、かなり厳しい点数がついてしまいます。
つまり、小学校のテストと違って、テスト勉強なしでいい点数をとるのは難しいのです。
テストの点数が悪くても、次に頑張ればいいや、と思うかもしれません。
しかし、中学校ではこのテストの点数が通知表の点数に直結してきます。3年生にもなると、通知表の点数は入試に必要な「内申点(9教科45点満点)」として使われることになっています。中学校では中間・期末の定期テストと通知表の点数がとても大切になってくるのです。
また、中学校からのテストは 問題形式の違いから一題あたりの文章量が長く、「問題文」を正確に読めているかどうかがポイントになってきます。そのため、「読解力」育成は1つの鍵といえます。
そこで、新たに中学1年生となった生徒の皆さんにはぜひとも、
①普段から授業の復習をして、内容の定着を図ること(1ヶ月以上前の内容を忘れない)
②テスト範囲が発表されたら、勉強計画を立てること(勉強をし忘れる単元が出ないようにする)
③テスト問題を読み取るちからを鍛えること(読解力)
この3つを意識して普段から学習に挑んでみましょう。
最初は少しづつからでも構いません。その日に学習した内容のノートを見返したり、教科書を音読してみたり、できるところから始めてみましょう。
もし、「計算の仕方がわからない」「英語の進みが早くてついていけない」「自分だけで勉強するのが不安……」ということがあったらぜひ塾までご相談ください。勉強のプロたちが待っています!