【小学校受験にも有効!】②幼児教育としての漢字
こんにちは。漢字教育士Mです。
今回は、幼児への漢字指導の方法についてお伝えしていきます。
なぜ小学校入学前から漢字を?と思ったかたは前回のブログをぜひご覧ください。
漢字が苦手な小学生をお持ちの保護者の方にも有効な方法ですので、是非お家で実践してみてください♪
幼児にも有効!?な漢字指導法
さて実際の指導について説明します。
ポイントは「耳で聞き」「目で見る」ことです。
幼児期での漢字学習は、「書き」を求めず、とにかく「読む」ことのみに特化して考えます。
今回は、具体的な方法として二つご紹介します。
①読み聞かせ
一番導入しやすいものとしては、紙やボードを使った「読み聞かせ」です。
紙芝居のようにイラストを用いるのではなく、キーワードとなるものを漢字で書いて指し示し、話を聞かせるのです。
また、読み聞かせに使う絵本そのものの文章を、正書法(漢字の使われている文章)に直してしまうという方法もあります。上から紙を貼って書き直したり、もともとそういった文体で書かれている絵本(少し古いグリム童話の全集や石井式漢字教育の絵本など)を利用することもできます。
この方法では、イラストも目にしつつ、大人が読んでいる漢字を使った文章を目にすることになるので、くり返し何度も読み聞かせることで、次第に内容と漢字を身につけることができます。
②カード遊び
もうひとつ、漢字を使ったカード遊びも有効です。いくつか漢字のカードを作って一緒に何度か読み上げたあとランダムでカードを提示してクイズを出し、いくつ答えられるかをゲームにします。
お子さんが少し大きくなれば、漢字の使われている百人一首や「ことわざ」かるたで遊ぶことでも、楽しく漢字を身につけられます。最初のうちは取り札の字が読めないことで難しく感じるので、枚数を絞って徐々に増やしていくと良いでしょう。
名門小学校でも採用された方法
よく名門小学校などで、漢字で書かれた「論語」などの古典を、すらすら読み上げる児童の様子がテレビで流れたりします。
一見、幼児に無理な暗記を強いる、大人の押し付け教育に見えるかもしれませんが・・・
この狙いは、古典に限らず正書法の文章にとにかく触れていくことで、言葉の定着を早めたり文字への関心を高めることなのです。
それによって、自分の力で様々な本を読むことができるようになるのです。
ひらがな混じりの「三かくけい」ではなく、「三角形」と正しく表記しているのは、「三つの角だから三角形、四つの角で四角形、五つなら…?」と想像する力が働き、言葉の素養が培われるためです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したものは、幼児への早期漢字教育としてご家庭でも実行しやすいものばかりです。
とはいえ、実際に子育てをしていると毎日が慌ただしく、なかなかこういったことにも手が出せなかったりすると思います。
一度にたくさん詰め込まないで、お子さんも親御さんも楽しいと思えるものだけ、まずはチャレンジしてみてはいかがでしょうか^^
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